・上杉謙信 |
上杉家は最初から越後を支配しているので、まずは春日山城にいる本庄実乃に治水開墾を行わせる。金額は1500金程度。これで越後は40万石にはなるだろう。じゃあ次は知行分け、といきたいところだが上杉謙信にたくさんの兵を持たせたほうがやりやすい。徴兵をして、ありったけの兵を謙信に補充してやる。それが終わったら敵国に接している栃尾城に移動しよう。新発田城や天神山城には軍団を置いておく必要がない。すべて春日山城に移動させておく。 作戦フェイズになったら栃尾城の軍勢は沼田城へ。春日山城の軍勢は海津城へ。春日山城を空き城にすると、魚津城の椎名家が攻めてくるだろう。しかし、春日山城はレベル42。しばらくは大丈夫だ。ヘタに一服してると、確実に沼田家や高梨家は確実に攻めてくる。先手必勝だ。 たまに、高梨家が降伏してくる場合があるだろう。そのときは笑顔で迎え入れてあげよう。 |
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周囲を同盟国に囲まれている上杉家。黙っていても高梨家は降伏してくるぞ。まずは、徴兵を行い上杉謙信に兵を与える。そして、栃尾城に移動させよう。春日山城にいる柿崎景家と本庄実乃以外は、すべて栃尾城に移動させて沼田城攻めの準備にかかれ。上杉謙信に比べたら沼田顕泰はただの通行人。でも力攻めをするとツライので、2ターンかかってしまうかもしれないが、兵糧攻めで行こう。沼田城を奪ったら、強化して武田攻めに転じろ。その前に今川家に進物を送って同盟を締結しておくと楽かもね。あとは上洛するだけだ。 |
・北条氏康 |
西に今川家、北に武田家が配置されているが、いずれも同盟関係にある。北条家は上洛を急ぐコトはない。まずは関東統一が目標だ。その野望に立ちふさがるのは、山内上杉家や扇谷上杉家だ。佐竹家も強いが、すぐに相手をする必要はない。最初にやるべきコトは、江戸城と八王子城を強化するコトだ。レベルは15以上はないとツライ。次に徴兵を行い、北条氏康の兵を増やす。そして、相模国にいる部隊を江戸城に集結させよう。八王子城は1軍団いればよい。運よく成田長泰が寝返ってくるときがある。そうなったら、八王子城には実質2人の武将がいるコトになるからだ。 作戦フェイズになったら江戸城にいる部隊のほとんどを河越城に向かわせる。扇谷上杉家を粉砕してしまえば、敵は山内上杉家だけ。沼田家や小田家とは友好関係にあるので、それをうまく利用して関東統一を成しとげよう。 |
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小田原城という巨大な城をもつ北条家。しかし、今川家と武田家との三国同盟を締結しているため、序盤ではただの城と変わりない。序盤で重要なのは江戸城だ。ここに戦力を集中し、扇谷上杉家の八王子城を狙う。山内上杉家は武田信玄にまかせて、扇谷上杉憲賢を潰す。そう、河越城まで手中に収めるのだ。ただし、手広くいかずに1つ1つ城を落として勢力を広げよう。河越城をモノにすると、沼田城を手中にした上杉謙信と対峙する。弱小勢力をまとめつつ。全面対決を避けること。関東統一が最初の使命なのだ。精進せよ。 |
・武田信玄 |
南の列強とは同盟関係にある武田家。進路は上洛か、関東統一のいずれかだ。上洛は一本道でたやすいが、背後を突かれるのが心配だ。高遠城の木曽義昌に降伏勧告をして、断られたら攻めこもう。高遠城を手中にしたら、山内上杉家の箕輪城に勢力を向けるだけだ。 しかし、その前にやるコトがある。甲斐で治水開墾をして直轄領を増やすのだ。武田信玄や武田信繁にやらせるのは、戦闘時に響く。内政値はそれほど高くないが、穴山信友にでもやらせよう。そして、各武将に知行分けをするのだ。これをやって忠義を上げておかないと、パスパス寝返りされるぞ。とくに飯富虎昌や穴山信友は危ない。ゲームを始めたばかりのターンで寝返られたら、思わずリセットボタンに手が伸びるだろう。不可抗力だけど納得いかないもんな。もっとも、プレイしたのは開発バージョンだけど。 ま、悪いコトばかり起こるワケではない。早いターンで武田信兼が元服してくるし、山県昌景が仕官にくる。武将には不自由しないぞ。軍団を上田城と小諸城に集結させよう。めざすは、高遠城だ。北の高梨家も気になるが、攻め落として早期のうちに上杉謙信と一戦交えるのはちょっと度胸がない。高遠城を我が物にしてから考えよう。石橋は叩いて渡れ。 高遠城攻めは、武田信玄と武田信繁の軍団にやらせよう。城レベルが高いので無茶をしないで、じっくり兵糧攻めを選びたい。落ちるのも時間の問題というものだ。 西への拠点は高遠城だが、今度は東。山内上杉家の箕輪城を落としたい。高遠城には穴山信友でも置いて、守りを強化する。武田信玄と武田信繁の軍団をまた使って山内上杉討伐を行おう。これが成功すれば、上杉謙信と戦うなり、北関東統一をめざすなり自由に行動できるだろう。怖いのは寝返りだけだ。 |
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高遠城の木曽義昌は、最初のターンでいきなり降伏してくる。もう強力な武田軍団の標的は山内上杉家しかない。箕輪城はレベルが高いけど、全勢力を傾けて攻めれば問題なし。秋になるまでに滅ぼそう。箕輪城を手中にしたら、今度は上杉謙信との対決だ。軍団に余裕があるときは、沼田城攻めと海津城攻めを両方やってしまおう。しかし、春日山城に逃げられるとさすがの武田軍団でもツライものがある。誘導して上野国まで勢力をもってこさせよう。空き城だったら春日山城も怖くない。冬の移動不能な時期を生かして攻めること。 |
・織田信長 |
織田信長で遊ぶときは時間との戦いになる。今川家が上洛する前に尾張を統一しなければならない。頼りは岡崎城の一向宗門徒と斎藤道三だけ。一向宗を今川家への防波堤にしよう。斎藤道三にはいざというとき出兵依頼を頼もう。何はともあれ尾張国を統一しなければ話にならない。第一歩として、清洲城の織田信行の配下、柴田勝家を寝返らせよう。織田信長自ら出向いて、知行を1万5千石ほど与えるのだ。柴田勝家はホイホイと配下になってくれるぞ。そして、森可成を那古屋城にもってくる。織田信長とともに小牧山城を落とすのだ。清洲城より弱く、織田信広も歴戦の猛者ではないので、たやすく落とせるだろう。問題は織田信行のほうだ。ある程度攻めこむと、斎藤家に臣従してしまい、清洲城を攻め込むコトができなくなる。ためらわず、一気に攻めろ。あとは勢力を鳴海城に集めて今川家との戦いに臨む。ツライぞ。 |
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まずは清洲城にいる織田信行の配下、柴田勝家を寝返らせたい。しかし、自分の出番がくる前に織田信行の出番がくると、柴田勝家は軍団長になってしまう。そうなったらもう諦めるしかない。織田信行が斎藤道三へ臣従する前に、織田信行を屈服させるなり、潰すなりしよう。配下の武将が降伏してきたら、快く受け入れてやること。この次は、いよいよ今川義元との決戦だ。しかし、進物作戦で今川家と同盟を結ぶことも可能である。自分のほうが弱いだけに、できることなら戦いたくはない。史実に反するか、選択は自由だが……。 |
・今川義元 |
武田家と北条家と三国同盟を結んでいる今川家。北と東は安全だし、徳川家を屈伏させて配下におさめている。軍団数は9個と、このシナリオでは最大の軍団を所有しているぞ。今川義元は、一番有利に進められる大名といえるだろう。戦国シミュレーションは初心者だが、どうしても群雄割拠のシナリオをやりたい人向けだ。左うちわ状態だもんな。 まずは今川義元自ら治水開墾を行う。今川義元の軍事能力はさほど高くないので、前線にもって行く必要はない。富国屋として使うのがベストだろう。直轄領を増やしたら知行分けだ。軍事能力に長けている太原雪斎にたっぷり施して、ガッポリ徴兵しょう。そして、行動可能な軍団はすべて長篠城へ移動させる。目標は岡崎城の本願寺勢力だ。攻めこむコトができるのはこの城だけ。気合いを入れて攻めましょう。戦闘する軍団は2個の兵数を所有するものだけにして、あとは遊軍として残しておくとよい。一向宗門徒は、士気が高いけど軍団は1つ。囲んでタコ殴りにしてやろう。これで岡崎城は手中に入る。 次は刈谷城の水野信元。できることなら降伏させたい。無視して織田家を潰しに行ってもいいのだが、捨て駒として使いたいのだ。鳴海城に全勢力を移動させつつ、今川義元を使って屈伏させよう。織田家を打ち破れば、あとは上洛あるのみ。快進撃を続けよう。 |
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群雄割拠のシナリオ中、初期配置の段階で一番強力な大名は、やはり今川義元だろう。三国同盟により、進路は上洛のみ。狙いは一向宗門徒の集う岡崎城だ。軍事力のない今川義元は治水開墾をして、直轄領を増やす。ただし、今川義元には直轄領をあまり与えず、兵も与えない。せいぜい駿河国を耕してもらおう。余った直轄領は、知行分けで軍事力の高い武将に分ける。そして徴兵を行うのだ。段取りがすんだら岡崎城へ一直線。一向宗門徒をひねり潰せ。そして水野信元を屈伏させる。この後は織田信長を蹂躙するだけだ。 |
・朝倉義景 |
若狭湾を一望できる領地をもつ朝倉家。城の所有数は2つと少なめだが、越前国を支配している。それに、北近江の浅井家とは同盟関係にあるので、不利な状況ではない。まずは、河合吉統を使って治水開墾をする。そして、軍事能力の高い武将に知行を与えて徴兵する。これで準備万端だ。北庄城にいる3軍団は大聖寺城へ。小浜城の3軍団は田辺城に進軍させよう。すべて雪が降る冬までに行動したい。幸運にも双方とも弱小勢力だ。必ずすぐ落ちるだろう。北庄城を我が物にすると、金沢城の一向宗門徒がちょっかいを出してくる。城レベルを上げるなどして対処したい。潰しにいってもかまわないが、雪で移動できなくなると非常に悲しい。注意。 |
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朝倉家で一番軍事力の高い朝倉宗滴が、早いターンで臨終を迎えてしまう。最初から朝倉宗滴を戦力外として扱っておこう。使えるうちに使っておくほうがいいかもね。 朝倉義景は軍事能力も内政能力も地味な大名だ。直轄領は朝倉景紀と真柄直隆に分け与えて、兵をたくさんもたせよう。この小浜城にいる2軍団は田辺城へ。北庄城にいる軍団はすべて大聖寺城へ進軍させる。田辺城は城レベルが高いので兵糧攻めで落とす。大聖寺城は力攻めで一気にたいらげる。あとは城を補強して本願寺勢力から身を守ろう。西をめざせ。 |
・三好長慶 |
3ヵ国、計60万石を所有する三好長慶。軍団数も7つもっているし、水軍もあるのだが、今川義元ほど楽な状況ではない。四方を敵に囲まれ、所有している城も4つと少ないのだ。さらに巨大な要塞、本願寺の総本山である石山本願寺に隣接している。巨大な建物を見るたびに嫌気が出てくるだろう。 とにかく直轄領の多さを生かして知行分けを行なう。三好長慶には20万石残ればよい。あとはすべて振り分け、徴兵して兵力の増強を計る。方針としては、堺城を防波堤にして、四国統一を狙う。これしかないだろう。本州に隣接する城はすべてレベルを上げるコト。とくに毛利家の城と隣接する城を重点に行え。水軍力も上げておかなければならない。やるコトは多いが、軌道にさえ乗れば余裕だ。 |
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保有する国の数は多いが、城の数は少ない。それが三好家の現状だ。方式として、堺城は城レベルを上げて防波堤にする。当面は四国統一をめざす。これは前号紹介したとおりである。本願寺顕如のいる石山本願寺は、序盤のうちに総動員で潰すことも可能だ。しかし、城レベルが高いために時間がかかりすぎる。本願寺討伐は他の大名に任せておこう。四国の大名は三好家に比べたら、どこも弱小勢力ばかり。立ちはだかる壁はない。心配は九州や中国地方の強豪だ。水軍にお金をかけて、毛利水軍に太刀打ちできる水軍を作っておこう。 |
・毛利元就 |
中国地方はソコソコ実力をもった大名がそろっている。長門国の陶晴賢と出雲国の尼子晴久、それに安芸国の毛利元就。毛利元就で遊ぶときは、いきなり残りの2人と戦わなければならない。伊予国の河野海岸と美作国の三村家親とは同盟関係にあるため、領地を広げるには、討って出なければいけないワケ。これはけっこうツライぞ。双方とも兵の数は多いし、城レベルも高い。さあ、どうする? まずは、兵を増やすために治水開墾をして直轄領を増やす。政治値の高い毛利元就にやらせよう。そして、知行分けだ。軍事能力の高い小早川隆景と吉川元春にたっぷり施して、徴兵でガッポリ兵を与える。 作戦フェイズになったら草津城の3軍団で亀尾城を攻める。問題は郡山城の軍勢だ。陶家を狙うか尼子家を狙うか最後まで悩むが、全力で陶家を叩き潰しておいたほうが、今後の戦略も立てやすい。郡山城の4軍団は小石見城に向かわせよう。あとは運を天に託す。 亀尾城は1ターンで落とせるが、小石見城は犠牲をおさえようとすると2ターン必要かもしれない。まあ、しょうがないというコトで我慢しよう。亀尾城攻めの軍団を立て直し、今後は勝山城攻めの準備をする。陶家を滅亡させるのだ。兵も弱体化しているので、たやすく勝利をものにできるだろう。がんばれ。 残るは尼子晴久のみ。尼子晴久自身はそれほど強くない。月山富田城のレベルが高いだけだ。この数字を見てしまうと、思わず九州に攻めこみたくなる。しかし、当面の目標は中国地方の統一だ。九州の輩は、圧倒的な強さを誇る毛利水軍で食い止めよう。勝山城と亀尾城に1つずつ軍団を置き、残りすべてで尼子家を潰しにいこう。これで完璧だぞ。 |
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勇猛果敢な武将に恵まれている毛利家。しかし、陶晴賢や尼子晴久などの強豪がひしめく中国地方で生き残らなければならない。まずは徴兵。毛利元就はもちろん、吉川春元にも知行分けをしてから兵を与えてやろう。標的は陶家の亀尾城だ。郡山城は尼子家や陶家に攻められるだろうが、くれてやる気分でいよう。目標は中国地方統一だ。回りこんで制圧するような感じになる。陶家は九州地方に手を出すが、そうなったらしめたもの。水軍力をさらに高めて本州に戻ってこられないようにしよう。あとは尼子家を潰すだけ。楽なもんだ。 |
・島津貴久 |
九州の大国として知られる島津家も、このシナリオではただの弱小勢力だ。所有石高も微々たるもので、ツライ戦いを強いられるだろう。しかし、輩出される人材は有能なヤツばかりだ。耐えて耐えて耐えまくっていれば、いつかは栄光の日がやってくるのは間違いない。待てば海路の日和ありだ。 武将仕官で伊集院忠倉がやってくる。拝むように受け入れ、さっそく攻める準備をしよう。島津貴久と島津忠将の軍団で蒲生城の菱刈家を攻める。まずは薩摩国を統一しようって寸法だ。2ターン内には行ないたい。 晴れて薩摩国を統一したら、とにかく治水開墾だ。直轄領を増やして兵の数を増やさなければならない。それが急務だ。そして、次なる目標は南九州統一。ひとつのターンでひとつの城を攻める。じっくりいきましょう。来たる大友家との決戦に備えてね。ほんと。 |
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輩出される武将は軍事能力に長けたヤツが多い。しかし、ゲーム開始時にはたったの4人。ちょっとツライが、2人ずつタッグを組んで九州を暴れ回ろう。宇土城の阿蘇惟前とは同盟関係にある。狙いは蒲生城と高山城。どちらも城レベルは低いので、簡単に落とせるだろう。兵がもったいないので兵糧攻めで落とすこと。その後は北上して南九州を制圧する。優秀な人材に恵まれているので、大友家との対決もさほど問題にならないだろう。脅威なのは中国地方からやってくる陶家と毛利家だ。対抗できるような水軍を育てておきたい。 |
・大友宗麟 |
九州の猛者、大友宗麟。同じ九州で阿蘇惟豊と伊東義祐と同盟関係にあるので、九州統一はたやすいだろう。問題は、九州にちょっかいを出してくる陶晴賢だ。初めのターンですぐに中津城を落とさんとしてくる。陶晴賢を打ち破るのが序盤の課題だ。とにかく戦力を整えなければならない。 まずは、大友宗麟に徴兵を行なう。そして、立花道雪に知行分けをして、これも徴兵させる。府内城にいる残りの3軍団を臼杵城へ送る。臼杵城にいる2軍団は、土持親成討伐へ向かわせよう。最初のターンはそれで終了。次は、治水開墾を行なって大友と立花道雪の兵力を上げる。中津城へやってきた陶晴賢を討つのだ。そのまま中国地方に上陸するのも自由だが、九州統一してからのほうがいいかもしれない。 |
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伊東義祐や阿蘇惟豊と同盟関係にある大友宗麟。最初の狙いは県城の土持親成だ。大友宗麟と立花道雪の2人を1グループ、残りの軍団をもう1つのグループとして考える。しかし、中津城に手を出すと、中国地方から陶家の触手が伸びてくるだろう。現時点で直接対決をするのは不利だ。城攻めが終わったところに全勢力を用いて対決しよう。水軍戦に持ちこまれると、圧倒的にやられてしまう。水軍力を強化している最中は、水軍戦をやらないこと。陶家と戯れていると、今度は南から島津家が接近する。いずれにしろツライ戦いだ。 |