■シェルファ リプレイ2
 
●主な設定 ⇒詳細
・ルール...上級ルール
・シナリオ...黄昏の秩序と暁の混沌と
・難しさ...レベル5
・召喚した部隊を...委任する
・イベントフェイズを...実行
・領地の委任を...強制する
・では健闘を祈る・・・
 
 
■第1ターン
 
・ローランド平原地帯(1)
 騎士×3 戦士×2 魔道士×3
・ナースホルン平原地帯(2)
 戦士×3 魔法使い×3
・バッハム遺跡地帯(3)
 シェルファ 騎士×3 戦士×1 魔術士×2 魔道士×2
 
 領地は全マスター中で最少かつ低収入な反面、地利で大逆転。バストラルとの狭間のレプラス平原地帯(4)が強固な隔壁になってくれて、侵攻方向が一直線で構わないのは当シナリオでシェルファの特権です。また、イベントの襲撃や中立エリアのロック鳥に一瞬でゲームオーバーにされる危険が緩和され、初戦の相手が相性の悪くないエル兄妹と、シナリオ1より明らかに易しいのも注目点で、開始から数ターンで黒騎士&カイザードが完成する場合も。普段は敢えて苦境を渡って本作の真髄を味わいますが、本プレイでは素直にクリアを目指しましょう。
 政策フェイズで探索を命令、作戦フェイズでシェルファ・魔術士×2・魔道士×1をローランド平原地帯(1)へ、残りをナースホルン平原地帯(2)へ移動。
 
■第2ターン
 
 数ターン以内に屈強な英雄を発見してくれれば騎士育成へ、無理なら死の呪文を連発のシェルファ育成に分岐します。今回は探索隊が当たりのフェザーンと特賞のアゾートを発見した為、前者に。騎士×2に英雄×2を就任させ、非常に良い出足です。
 
バストラル…ベルフレイム領のテスカイア平原地帯(8)に侵攻、敗北。
ジーク…クリムト領のモルソルン山岳地帯(31)に侵攻、勝利。
ガイラム…エル=モア領の南セレブラス森林地帯(22)に侵攻、敗北。
 
■第3ターン ★イベント…濃霧。
 
 シェルファ・騎士×2・魔術士×2で、エルフロード×7のパランニール島(12)に侵攻。海の地形が魔法強化の時間を稼いでくれるし、エルフロードは火力が中途半端だし、黒騎士育成には絶好のエリアです。ただ、手数は弓矢の集中砲火でエル=モア陣営が圧倒し、致命的命中の発生確率が無視出来ない為、ここで杖が折れることもしばしば。シェルファがランクDでは例えフル装備しても、強化済のエルフロードには突撃で勝てないことにも要注意。そんな御託を並べている内に、エルフロード×5を撃破のアゾートが黒騎士に成長しました。
 騎士×1・魔道士×4を後追いさせ、戦士×2は処理しておくのが定跡。シェルファの侵攻時点でパランニール島(12)にはエル=モアの命令順が巡っておらず、枠を空けておけば同ターンにケンタウルス×2の召喚が可能なので。
 
シェルファ…エル=モア領のパランニール島(12)に侵攻、勝利。
 
■第4ターン ★イベント…祝福。
 
 ケンタウルス×1で北セレブラス森林地帯(17)を偵察のつもりが、侵攻してしまうアクシデント。でも、確実に敵戦力が判明するし、時には余計なMP消費を促せるし、偵察の代わりに捨て駒を送り込むのは悪い選択肢でもありませんと、己がミスを正当化しておきます。肝心の敵陣は、エル=モア・エルフロード×2・ユニコーン×1・ケンタウルス×2と、珍しい程に手薄。普段なら楽しみを先延ばしするように手加減しますが、シェルファ・黒騎士&アゾート・騎士&フェザーンが濃霧に紛れ、エルフ族を根絶しました。
 
シェルファ…エル=モア領の北セレブラス森林地帯(17)に侵攻、勝利⇒エル=モア死亡、残りマスターは6人。
ガイラム…南セレブラス森林地帯(22)に侵攻、勝利。
 
■第5ターン ★グライナス平原地帯(6)に大嵐/イベント…隷属。
 
 南セレブラス森林地帯(22)のガイラム軍はジャイアント×8・ミノタウルス×3で、侵攻は躊躇します。出来ればエル=モアと同じく、海を挟んで交戦したい。
 
ガイラム…ジーク領のトスカニア平原地帯(30)に侵攻、敗北。
 
■第6ターン ★イベント…呪縛(事件)。
 
 呪縛中にガイラム軍の方から侵攻してきたので、願い通りにパランニール島(12)へ退却…のはずが「全部隊退却できません!」「使える策略がない!」と、真っ向勝負は避けたいのに冷淡な返しが。これはタロスの自動生産用にケンタウルス×2を置き去りにし、委任のユニコーンの召喚で本隊が全13部隊になったから当然だけど、前述のミスでユニコーンの召喚が遅れた上に呪縛を食らったのが主要因です。本来であれば、ユニコーン×1はローランド平原地帯(1)に移動済みのはずでした。
 戦術は3種類あり、オーソドックスに都市を拠点にするか、最後方に配置してパランニール島南東部へ避難するか、前線に出向いて先手必勝を狙うか。ここはプレイの面白さを優先し、積極策を選びます。ガイラム軍は無情なことに攻撃増強を使用するも、最前列に黒騎士と騎士を、真後ろに大魔術軍団を置き、地震→流星→停止→火球→復活と魔法交響曲を奏でれば、無被害で侵攻軍を撃退させられました。更に、フェザーンが黒騎士に昇進。
 
ガイラム…シェルファ領の北セレブラス森林地帯(17)に侵攻、敗北。
 
■第7ターン ★イベント…妖精。
 
 無人の敵地を占領します。
 
シェルファ…ガイラム領の南セレブラス森林地帯(22)に侵攻、勝利。
バストラル…ベルフレイム領のテスカイア平原地帯(8)に侵攻、敗北。
 
■第8ターン ★イベント…祝福。
 
 奥の敵領も無人。
 
バストラル…ムルバース密林地帯(5)に侵攻、勝利。
シェルファ…ガイラム領の西グラファス山岳地帯(23)に侵攻、勝利。
シェルファ…ガイラム領のバッシュラー火山地帯(28)に侵攻、勝利。
 
■第9ターン ★イベント…不穏。
 
 ガイラムからの反抗に別動隊は退却し、本隊に魔法使い×2を召集。
 
ガイラム…シェルファ領のバッシュラー火山地帯(28)に侵攻、勝利。
 
■第10ターン ★イベント…炎の壁。
 
 東グラファス山岳地帯(24)にはオーガ×1、バッシュラー火山地帯(28)にはジャイアント×7・ミノタウルス×2・オーガ×1しかいません。前者は魔道士×1だけで、後者は主力を投じて精霊たちの力押しで圧倒します。
 
ジーク…クリムト領のカツーオ丘陵地帯(26)に侵攻、勝利⇒クリムト死亡、残りマスターは5人。
ガイラム…ウルハ砂漠地帯(20)に侵攻、勝利。
ベルフレイム…北ウンバール湿原地帯(16)に侵攻、勝利。
シェルファ…ガイラム領の東グラファス山岳地帯(24)に侵攻、勝利。
シェルファ…ガイラム領のバッシュラー火山地帯(28)に侵攻、勝利。
 
 ジークは爆裂攻撃か奇襲攻撃を使用しての戦果。
 
■第11ターン ★イベント…再行動→妖精と交換。
 
 シヤバカナ丘陵地帯(27)への隷属で、キマイラ召喚権を獲得。南セレブラス森林地帯(22)にケンタウルス×2を維持させており、委任にすればオーガの召喚に動いてくれるはず。ユニコーンはバッハム遺跡地帯(3)でガーゴイルを召喚していますが、お疲れ様でした。
 
ジーク…ガイラム領のウルハ砂漠地帯(20)に侵攻、勝利。
ジーク…ガイラム領のニタラク丘陵地帯(29)に侵攻するも、強制退却。
ジーク…ガイラム領のニタラク丘陵地帯(29)に侵攻、勝利⇒ガイラム死亡、残りマスターは4人。
 
 絶好調のジーク軍とは言え、ガイラムを征討した部隊はHP半減・MP枯渇の聖戦士×7・魔術士×1と、黒騎士の経験値稼ぎにはぴったり。逃亡されないようにフェザーンとアゾートを2人ぼっちで侵攻させれば、どちらもランクAになれました。
 
シェルファ…ジーク領のニタラク丘陵地帯(29)に侵攻、勝利。
 
■第12ターン ★イベント…氷結。
 
 バッシュラー火山地帯(28)への大嵐で行動不能。
 
■第13ターン ★イベント…再行動→氷結と交換。
 
 ジークが透かさず反撃に転じました。いつもはモンスターにしか使いませんが、今回は遠慮せずに最強策略の炎の壁を使用します。配置の段階で、ガーディアンがいたら危険と勘付いて少しもたつくも、聖戦士×4・騎士×1・魔術士×1で一安心。
 再行動が2個あり、本隊が丘陵地帯に進出したのを踏まえ、シヤバカナ丘陵地帯(27)のケンタウルス×1には維持を命令し、本隊でキマイラ召喚権を行使します。反撃元で空っぽのトスカニア平原地帯(30)に魔法使い×1を送り、オーガ×2を召喚→訓練→再行動→トロウル×1を召喚→訓練→再行動→トロウル×1をバッシュラー火山地帯(28)に移動→軍備を命令し、本隊は魔法使いに合流。
 
ジーク…シェルファ領のニタラク丘陵地帯(29)に侵攻、敗北。
シェルファ…ジーク領のトスカニア平原地帯(30)に侵攻、勝利。
 
■第14ターン ★ローランド平原地帯(1)に地震/イベント…祝福。
 
 第1ターンから探索に勤しむナースホルン平原地帯(2)が地震の余波を受けるも、被害は軽微。大陸の南東を占拠しているジーク本人の居場所を探ると、現在地から北上してすぐのウルハ砂漠地帯(20)に。本隊の行く手を阻むのは、騎士×3・サーペント×1・トロウル×1・オーガ×2と脆弱ながら、念の為にオーガ×1で「策略誘発法」を試してから、少数精鋭の侵攻で未だランクCのシェルファに経験値を供給してあげます。
 
ジーク…シェルファ領のニタラク丘陵地帯(29)に侵攻、勝利。
シェルファ…ジーク領のモルソルン山岳地帯(31)に侵攻、勝利。
シェルファ…ジーク領のカツーオ丘陵地帯(26)に侵攻、敗北。
シェルファ…ジーク領のカツーオ丘陵地帯(26)に侵攻、勝利。
 
■第15ターン ★ファミール平原地帯(25)にモンスター襲撃/イベント…不穏。
 
モンスター…シェルファ領のトスカニア平原地帯(30)に侵攻、勝利→シェルファ領のモルソルン山岳地帯(31)に侵攻、勝利→ジーク領のシュワルベ密林地帯(38)に侵攻、勝利→ジーク領のビスティッツ森林地帯(39)に侵攻、勝利するも静止。
 
 ジークは以前から同盟を執拗に申し込んできていましたが、このタイミングで策略の同盟締結を使用してきて、嫌がらせにも程があります。ただ、あと2ターンの訓練でシェルファがランクAに育つし、今は休みましょう。
 
シェルファ…ファミール平原地帯(25)に侵攻、勝利。
シェルファ…トスカニア平原地帯(30)に侵攻、勝利。
シェルファ…モルソルン山岳地帯(31)に侵攻、勝利。
 
■第16ターン ★イベント…千里眼。
 
 シェルファがランクAに。
 
■第17ターン ★イベント…回復。
 
 ジーク・聖戦士×6・フェニックス×1・スフインクス×2・ユニコーン×2に「策略誘発法」を試し、フェザーンとアゾートだけで敵陣に乗り込みます。同盟締結には「永世同盟国」のバグがあるし、善の性格の英雄なんて元から雇えないし、勝手に破ってしまえ。尚、無断破棄のペナルティはLP81から41の減少で、正式手続きよりお得だったかも。
 戦場は一面の砂漠で足場が悪く、精霊魔法を着込むのに必要な猶予が十分にあって楽勝と侮れば、魔法の地震とユニコーンの角が存外に痛いわ刺さるわで、アゾートがHP3の瀕死で一手違えば死亡の窮地も。そんな苦闘でも盛り返し、聖戦士の長を何とか打倒しました。
 
シェルファ…ジーク領のウルハ砂漠地帯(20)に侵攻、敗北。
シェルファ…ジーク領のウルハ砂漠地帯(20)に侵攻、勝利→ジーク死亡、残りマスターは3人。
 
■第18ターン ★南ガザ砂漠地帯(15)にロック鳥襲撃/イベント…装甲強化。
 
ロック鳥…ベルフレイム領の南ガザ砂漠地帯(15)に侵攻、敗北。
 
 次の侵攻先にロック鳥襲撃なんて珍しい幸運だと感謝したら、誰が仕向けたか凄腕暗殺者がアゾートを葬っていきました。理不尽で腹立たしいけど、バハムート大陸では珍しくない妥協すべき不運でもあります。複雑な心境を抱きつつ、フェザーン単身で重体のドラゴン×3を介錯。
 
シェルファ…ベルフレイム領の南ガザ砂漠地帯(15)に侵攻、勝利。
 
■第19ターン ★ビスティッツ森林地帯(39)にロック鳥襲撃/イベント…瞬間移動→捨て。
 
 千里眼で現況をあらわにします。
 
・ナースホルン平原地帯(2)
 騎士×3 戦士×3 魔法使い×3
・ムルバース密林地帯(5)
 サーペント×2
・グライナス平原地帯(6)
 バーサーカー×4 サーペント×7
・北カルミスタ森林地帯(7)
 バストラル バーサーカー×8 魔術士×3
・テスカイア平原地帯(8)
 ドラゴン×5 バシリスク×1 キマイラ×4 サラマンダー×2
・北ガザ砂漠地帯(10)
 ベルフレイム ドラゴン×8 バシリスク×3
・ドラグーン火山地帯(11)
 キマイラ×4
・南カルミスタ森林地帯(14)
 バーサーカー×10 魔術士×2
・南ガザ砂漠地帯(15)
 シェルファ 黒騎士×2 騎士×1 魔術士×2 魔法使い×1
・東グラファス山岳地帯(24)
 魔道士×1 ガーゴイル×1 ユニコーン×2 ケンタウルス×1 ヘルハウンド×2 トロウル×2
・ファミール平原地帯(25)
 魔道士×1
・シヤバカナ丘陵地帯(27)
 ケンタウルス×1
・バッシュラー火山地帯(28)
 キマイラ×1 サラマンダー×2
・トスカニア平原地帯(30)
 魔道士×1
・モルソルン山岳地帯(31)
 魔道士×1
・ギルフレイ平原地帯(37)
 魔法使い×2
 
 雑魚だけの領地が無暗に多い当軍はさて置き、バストラル軍は呑み込みが怖いサーペントを、ベルフレイム軍は存在自体が怖いキマイラを抱えるも、双方の本隊に編成されていないのは朗報。しかし、アゾートを失ってキマイラの到着も見込めない我が本隊は継戦能力に乏しく、本ターンの戦果はバストラルに策略誘発法でエンハンス系策略を使わせたことのみ。あと、部隊欄が淋しくて魔道士×3を召集。
 
シェルファ…バストラル領の北カルミスタ森林地帯(7)に侵攻、敗北。
 
■第20ターン ★イベント…錬金術。
 
 手詰まり感が拭えない状況に何かはしておこうと、魔道士×1を北ガザ砂漠地帯(10)に侵攻させて配置可能範囲を確認。その後、念には念をの策略誘発法を施行後、バストラル領へ本隊で攻め込みます。相手の魔術士が戦場の後方に布陣される=水の精霊は実質的に参戦不可との読みが理由で、こちらは精霊とロック鳥を惜しまず投入して蛮族どもを制圧出来ました。勝利後、3人目の黒騎士が誕生。
 
シェルファ…ベルフレイム領の北ガザ砂漠地帯(10)に侵攻、敗北。
シェルファ…バストラル領の北カルミスタ森林地帯(7)に侵攻、敗北。
シェルファ…バストラル領の北カルミスタ森林地帯(7)に侵攻、勝利。
 
■第21ターン ★イベント…祝福。
 
 魔道士×4を召集。
 
■第22ターン ★イベント…奇襲攻撃。
 
 探索するも、結果は出ず。
 
■第23ターン ★イベント…部隊成長。
 
 膠着状態に耐えられず、決死の覚悟でシェルファ・フェザーン・魔道士×2に装甲強化を携えて、ベルフレイムの本隊を攻めます。シェルファは大地の精霊を前面の盾にし、脇をフェザーンで固めてマスターを守り、魔道士は火炎防御詠唱用の使い捨て。向こうにはブレス以外にも、バシリスクの石化射撃なる秘技があって、本当に無事で済むのか確信はありません。
 第1ターンに魔道士は役目と生涯を終え、第2ターンから絶え間なく降り注ぐブレスに、シェルファ・大地の精霊・フェザーンは装甲強化・火炎防御・魔法の鎧で、忍耐の防戦。やがて、ドラゴンたちは火を吐く度に自身と仲間のHPを削ってしまい、奥の手のバシリスクにはシェルファの死の呪文がグサリ。そんな順調な流れを一変させたのが大地の精霊で、何を考えての行動なのかドラゴンに格闘を挑んで砂塵に帰してゆきます。ただ、長年の経験からか怪しい雲行きを一足早く読み取れて、シェルファとフェザーンは退却宣言を即断しており、間一髪で命拾いしました。
 
シェルファ…ベルフレイム領の北ガザ砂漠地帯(10)に侵攻、敗北。
 
■第24ターン ★イベント…襲撃。
 
ベルフレイム…シェルファ領の南ガザ砂漠地帯(15)に侵攻、勝利。
 
 これで敵本隊は二手に分かれて好都合と偵察すれば、北ガザ砂漠地帯(10)にはベルフレイム×1・ドラゴン×1・バシリスク×1・キマイラ×2が。弱体化は確かながら新顔のキマイラが脅威で、どう対策をすべきやらと悩んだ後、策略の奇襲攻撃を発動。CPUの特権である戦前退却をされないように、シェルファ・フェザーン・魔術士×2で再戦に臨みます。
 ランダム配置はキマイラ×1が目前に、他は揃って右方の遠くに。まずはキマイラをシェルファの死の呪文とフェザーンの剣技で蹴散らし、大魔術軍団は水の精霊で壁を作り出します。水の精霊は雪嵐の連発でバシリスクを退け、それに巻き込まれたベルフレイムは堪らず魔法で回復。そこにフル装備でドラゴンを狩ったばかりのフェザーンが突撃し、キマイラ×1を余所に大魔術師と巨竜の女帝対決は終止符が打たれました。
 
 他に、コストパフォーマンス最高なヨネサンを雇用。本隊の居残りを移動。委任の別動隊が空白エリアに侵攻。
 
シェルファ…ベルフレイム領の北ガザ砂漠地帯(10)に侵攻、勝利⇒ベルフレイム死亡。残りマスターは2人。
シェルファ…南ガザ砂漠地帯(15)に侵攻、勝利。
 
■第25ターン ★イベント…不穏。
 
 政策フェイズで回復を使用し、何となく砂漠地帯の様子を見たら、ウルハ砂漠地帯(20)の魔術士にヨネサンが就任していました。本作の委任は当時としては賢いけど、余計なお世話が多いのは困りもの。ヨネサンは北ガザ砂漠地帯(10)に、そこの全11部隊は南カルミスタ森林地帯(14)に移動。更に、探索エリアが見付けたヒルトを本隊の魔術士に就任させ、死の呪文の使い手を増やします。
 
バストラル…レプラス平原地帯(4)に侵攻、敗北。
 
■第26ターン ★ニタラク丘陵地帯(29)に金脈発見/イベント…襲撃。
 
バストラル…レプラス平原地帯(4)に侵攻、勝利。
 
 まるでシェルファの本隊から必死に逃げ出そうとしているような、今更感の強いバストラルの仕草。第1ターンから我が領地を守ってくれた隔壁は瓦解し、この調子で西に次々と逃げられる恐れが出てきたので、早期の解決を挑みたい局面です。
 
■第27ターン ★イベント…反乱。
 
シェルファ…西グラファス山岳地帯(23)に侵攻、勝利。
 
 北カルミスタ森林地帯(7)には幸い、バストラル・バーサーカー×7・魔術士×3が留まっていました。「策略誘発法」の要件を満たさないので大きな危険を伴う上に、シェルファ軍には魔法属性が嬉しい英雄のニードルを発見したものの、気の短い筆者はシェルファ・黒騎士×3・魔術士×3・魔道士×4で最終決戦を起こします。策略で大損害を食らって再起を誓うのもまた、本作名物だし。
 
 使用可能策略は、双方無し。当軍は大地の精霊で守備を固め、ロック鳥の群れに攻撃を一任します。敵軍はバーサーカーへの支援が目的か、前方に佇む魔術士2人が更に間合いを詰めてきて、水の精霊は後方に1体しか現れませんでした。しかも、ランクDで機敏遅めの魔道士に良きタイミングで順番が回り、バーサーカーは雪嵐の餌食に。
 次ターンになり、敵の魔術士が水の精霊を2体召喚したところで、CPUの勘考に気付きます。水の精霊の誇る射程4ヘクスの射撃で、シェルファを狙い撃ちする算段では。寒さに強いとは言え、致命的命中が出れば耐えられる保証は無いので、正面対決で敵わないならば理に叶った作戦です。そんな妄想に等しい脳内補完の最中、止めどなく現れるロック鳥が引っ掻いたり突いたり呑み込んだり、好き放題に暴れ回ってバストラル軍を殲滅してくれていました。
 
シェルファ…バストラル領の北カルミスタ森林地帯(7)に侵攻、勝利⇒バストラル死亡、シェルファが大陸の覇者に。
 
 
■あとがき 所要時間:1時間30分
 
 本作は発売時期を踏まえなくとも、微に入り細に入りの調整や設定を秘めたる珠玉の名作なのは論をまちませんが、表面をさらっと遊べば意外に薄味でエンディングまで進められてしまう側面も否定し難いのを、当リプレイで実証出来たのではないでしょうか。英雄の最終メンバーはフェザーン・ヨネサン・ヒルト・ニードルで、シェルファを選んで黒騎士&ミーア=マスや黒騎士&カイザードを堪能しないなんて、却って贅沢かも。
 シナリオ2のシェルファはクリア回数が三桁に届いてもおかしくない程に遊んでおり、第3ターンまでの手順は定跡化しています。今回とは別のルート――英雄が発見出来ずにシェルファ育成に進んだ場合、魔法では経験値を稼ぎにくいのでエルフロードを積極的に杖で殴らねばならず、ゲームオーバーの危険性が高まる上に時間も必要なのが難点。最初の数戦に20分を費やした挙句に致命的命中を食らって茫然、なんて悲劇が起こらないルートで良かったです。
 
 
 
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