■クリムト リプレイ2

●主な設定 ⇒詳細
・ルール...上級ルール
・シナリオ...黄昏の秩序と暁の混沌と
・難しさ...レベル5
・召喚した部隊を...委任する
・イベントフェイズを...実行
・領地の委任を...強制する
・では健闘を祈る・・・
 
 ここよりシナリオが変更となり、気分転換にエル=ウィンも出現させていません。
 
 
■第1ターン
 
 このシナリオは全勢力が複数の領地を治めており、「血に染まりしバハムート」より高難易度です。レベル5ではCPUとの初期戦力が驚きの差となり、プレイヤーは中立エリアでの安全な経験値稼ぎも封じられます。また、英雄雇用不可のマスターでは強制委任が余計に厳しく、自領の管理がおぼつかない間にゲームオーバーまで直滑降の危険性を孕み、序盤は損害度外視でマスターを生かすことに専念しなければならないでしょう。
 クリムトは優秀な部下とヒュドラ・サイクロプスを召喚可能な地形が売りですが、三方でジーク・ガイラム・ベルフレイムと接して中立エリアとの連絡がワーグズ島(32)のみと、身動きの取りにくさは相当なもの。収入とて5LPしかなく、7人中7位の貧乏さです。
 
・北ウンバール湿原地帯(16)
 大悪魔×1 小悪魔×4
・ウルハ砂漠地帯(20)
 デビルロード×1 大悪魔×2 小悪魔×4
・南ウンバール湿原地帯(21)
 小悪魔×3
・カツーオ丘陵地帯(26)
 クリムト デビルロード×1 小悪魔×4
・モルソルン山岳地帯(31)
 デビルロード×1 大悪魔×3 小悪魔×4
 
 最初は分散したデビルロードを合流させつつ、サイクロプスの召喚を目指します。大悪魔もモンスターの相手なら悪い奴ではありませんが、マスター直属のジャイアントやドラゴンに大した傷を負わせられないので、戦力扱いしません。小悪魔は使い捨てか、使わずして廃棄で。
 全領地へ維持を徹底してジークからの同盟に調印し、カツーオ丘陵地帯(26)にオーガ×2を呼び寄せ、クリムトはウルハ砂漠地帯(20)に向かいました。
 
■第2ターン
 
 こちらよりもガイラムの順番が早く、退却を選択して終了。
 
バストラル…ベルフレイム領のテスカイア平原地帯(8)に侵攻、敗北。
ガイラム…クリムト領のウルハ砂漠地帯(20)に侵攻、勝利。
ガイラム…エル=モア領の南セレブラス森林地帯(22)に侵攻、勝利。
 
■第3ターン ★東グラファス山岳地帯(24)にモンスター襲撃/イベント…大嵐。
 
モンスター…ガイラム領の東グラファス山岳地帯(24)に侵攻、勝利→ガイラム領のクロエルン城塞都市跡(19)に侵攻、勝利→ガイラム領のウルハ砂漠地帯(20)に侵攻、敗北。
 
 大嵐を東グラファス山岳地帯(24)に指定し、元ガイラム領の中立エリア化を推進。退却先のカツーオ丘陵地帯(26)はクリムト・デビルロード×2・大悪魔×2・小悪魔×5・オーガ×2と満員で、トロウルの席を用意する為に小悪魔×1を南ウンバール湿原地帯(21)へ。また、バストラルからの同盟にサイン。
 
■第4ターン ★イベント…濃霧。
 
 ジークからの期間延長に、エル=モアとベルフレイムからも同盟を求められ、ガイラム包囲網の完成を見たクリムトはトロウルとモルソルン山岳地帯(31)へ。手堅くいくなら反乱を考慮してデビルロードも一緒に行かせますが、まだ序盤と言う甘えから自領の防衛を優先しました。尚、役目を終えて存在が邪魔となったオーガには、偵察を死ぬまで強制。
 
エル=モア…シェルファ領のローランド平原地帯(1)に侵攻、勝利。
 
■第5ターン ★イベント…回復。
 
 クリムト・デビルロード×1・大悪魔×2をカツーオ丘陵地帯(26)に、大悪魔×1・小悪魔×4を南ウンバール湿原地帯(21)に移動させ、モルソルン山岳地帯(31)はジークの騎士道精神を信じてトロウルの独り暮らしに。
 
ジーク…ガイラム領のニタラク丘陵地帯(29)に侵攻、勝利。
 
■第6ターン ★イベント…再行動。
 
 ガイラムからも届いた同盟要請に、包囲網の一角を担う責任感から拒否。とは言え、ウルハ砂漠地帯(20)にジャイアント×8が、ファミール平原地帯(25)にガイラム・ジャイアント×8・ミノタウルス×3を配置されては、訓練と再行動で経験値を稼ぐ程度しかやることが見付かりません。バストラルとの期間延長には同意。
 
バストラル…ベルフレイム領のテスカイア平原地帯(8)に侵攻、敗北。
 
■第7ターン ★イベント…呪縛(事件)。
 
 エル=モアとベルフレイムにも、バストラルと同じ対応。
 
■第8ターン ★イベント…再行動。
 
 人為的大嵐の巻き添え。
 
■第9ターン ★ウルハ砂漠地帯(20)にロック鳥襲撃/イベント…祝福。
 
ロック鳥…ガイラム領のウルハ砂漠地帯(20)に侵攻、勝利。
ベルフレイム…クリムト領の北ウンバール湿原地帯(16)に侵攻、勝利。
ジーク…クリムト領のモルソルン山岳地帯(31)に侵攻、勝利。
 
 ロック鳥の襲来に乗じて領地を取り戻そうと、ガイラムから3ターンの同盟期間を引き出した途端に、ジークとベルフレイムから国境侵犯が。後者に至っては事前通告も行われず、前世の恨みの深さが窺い知れます。これにより小悪魔×5・トロウル×2と定期収入低下の損害が出ましたが、今は2枚目の再行動でクリムトを除いた本隊全員がランクCに上昇した喜びが上です。
 
■第10ターン ★イベント…装甲強化。
 
 2人の裏切りに続いてガイラムからも同盟期間短縮を迫られ、周囲から味方が消えました。どこを偵察してもロック鳥や敵軍主力が立ちはだかり、その分厚い壁にカツーオ丘陵地帯(26)の平穏が乱されるのも時間の問題か。
 
ガイラム…ジーク領のニタラク丘陵地帯(29)に侵攻、敗北。
ベルフレイム…バストラル領の北カルミスタ森林地帯(7)に侵攻、勝利。
ベルフレイム…バストラル領の南カルミスタ森林地帯(14)に侵攻、勝利。
 
■第11ターン ★カツーオ丘陵地帯(26)に地震/イベント…部隊召喚→濃霧と交換。
 
 時期と場所を狙い澄ましたかのような地震の直撃に、ぴったりデビルロード1部隊分になるはずのLPを盗まれ、弱り目に祟り目。犯人のベルフレイムはその直前、4ターンの同盟を持ち掛けてきていたのが実にいやらしい。当軍は主君から一兵卒まで地震対策が完璧なだけに、性質が正反対のジーク軍とガイラム軍からの侵攻を許さなかっただけでも、前向きに捉えましょう。
 
■第12ターン ★イベント…強制退却→回復と交換。
 
ベルフレイム…北ガザ砂漠地帯(10)に侵攻、勝利。
 
■第13ターン ★イベント…呪縛→捨て。
 
 大嵐と水晶玉による、敵からの妨害工作連発。
 
■第14ターン ★グライナス平原地帯(6)に疫病/イベント…不穏。
 
 直前に得た強制退却のお蔭で水晶玉から逃れられた部隊召喚の活用に、モルソルン山岳地帯(31)の奪回が不可欠。聖戦士×6・騎士×1・魔術士×2・魔道士×3を打ち破るには本来なら本隊全部隊が必要ですが、この地の都市はカツーオ丘陵地帯(26)に近い場所に築かれており、防御側CPUが攻撃側配置範囲に沿った陣形を敷く点が味方してくれるでしょう。フォーリア精鋭魔術団の餌食になるくらいならと大悪魔×4・小悪魔×4は留守番とし、クリムト・デビルロード×3を選抜して向かわせました。
 案の定、攻撃側に隣接された魔道士×3は有意義な行動を出来ず、魔術士×2も流星と水の精霊を唱えた時点でマヒ。密集を崩さないジーク軍には停止がすこぶる良く決まり、聖戦士にすら組織立った抵抗を許しません。そんな中で奮闘を見せたのが、魔法の鎧でカチカチな氷と化した水の精霊。冷凍刃の致命的命中でクリムトの半分以上あったHPが18まで下げられ、これの余波でデビルロードに命じた突撃が無理攻め気味になり、貴い戦力が1部隊失われました。また、聖戦士×2を取り逃がしたのも不満ではあります。
 
 侵攻元エリアから小悪魔×1を残して移動、同ターンに部隊召喚とサイクロプスを交換。すぐ様、トスカニア平原地帯(30)からジークが出陣、小悪魔×1は降伏。
 
クリムト…ジーク領のモルソルン山岳地帯(31)に侵攻、勝利。
ジーク…クリムト領のカツーオ丘陵地帯(26)に侵攻、勝利。
 
■第15ターン ★北カルミスタ森林地帯(7)にモンスター襲撃/イベント…巨神降臨。
 
モンスター…ベルフレイム領のテスカイア平原地帯(8)に侵攻、勝利するも静止。
クリムト…ジーク領のトスカニア平原地帯(30)に侵攻、勝利。
クリムト…ジーク領のシュワルベ密林地帯(38)に侵攻、勝利。
 
 ファミール平原地帯(25)のガイラム軍がカツーオ丘陵地帯(26)のジーク軍を釘付けにしてくれるだろうと読み、マスターが一人で防ぎ手を担っていた前者にクリムト・サイクロプス×1を、聖戦士×2の生還先である後者にその他を侵攻させたものの、どちらも戦争不成立。尚、巨神降臨は原則使用禁止です。
 
バストラル…北カルミスタ森林地帯(7)に侵攻、勝利。
 
■第16ターン ★イベント…錬金術。
 
 シュワルベ密林地帯(38)の掌握により、フォーリア王国の財源を支えるギルフレイ平原地帯(37)・ビスティッツ森林地帯(39)・ロンバニオ平原地帯(40)が照準に。これらのエリアには恐らくまともな守備兵はおらず、手早い占領を期待してクリムトと別れた悪魔たちに軍事を命令。その後、クリムトはサイクロプスを生誕の地に戻して現在位置に留まったものの、ガイラムに追われて順番前のシュワルベ密林地帯(38)に退却したのが幸いし、偵察で無人と判明した2ヶ所を頂戴しておきます。
 
ガイラム…クリムト領のトスカニア平原地帯(30)に侵攻、勝利。
クリムト…ジーク領のギルフレイ平原地帯(37)に侵攻、勝利。
クリムト…ジーク領のロンバニオ平原地帯(40)に侵攻、勝利。
 
■第17ターン ★トスカニア平原地帯(30)に地震/イベント…襲撃。
 
 再度の地震直撃を危うく回避したのも束の間、襲撃でロンバニオ平原地帯(40)からの税収は1ターンで途絶え、バハムート大陸の端に取り残された敵勢の掃除に出掛けたクリムト・デビルロード×2には恐怖の策略、部隊調略が発動。
 
クリムト…ジーク領のビスティッツ森林地帯(39)に侵攻、敗北。
 
■第18ターン ★グライナス平原地帯(6)に大嵐/イベント…大地滅壊。
 
 デビルロードが全滅し、戦力扱いしないはずの大悪魔×4に親衛隊を担わせる苦境に、第11ターンの盗難事件から改めて蓄えた74LPを改めて盗まれる追い打ち。召集用の資金が無いなら経験値で賄おうと、部隊調略を消費した聖戦士×2・ユニコーン×1・ケンタウルス×2に幹部候補を1部隊連れて侵攻しますが、手厚い支援で聖戦士×1・ケンタウルス×2を倒させるも成長に届かず、利益はクリムトがランクAに達しただけです。
 
ジーク…クリムト領のギルフレイ平原地帯(37)に侵攻、勝利。
クリムト…ジーク領のビスティッツ森林地帯(39)に侵攻、勝利。
 
■第19ターン ★イベント…英雄暗殺→捨て。
 
 保険的存在の大地滅壊が無効に。こうも災いが重なっては、流石の大魔王も仮面の奥は涙目。泣きながら森林から密林に帰る。
 
バストラル…ベルフレイム領の南カルミスタ森林地帯(14)に侵攻、敗北。
ベルフレイム…バストラル領の北カルミスタ地帯(7)に侵攻、勝利。
 
■第20ターン ★イベント…祝福。
 
 立て続けの水晶玉にて、ガーディアン使用権も失効。
 
■第21ターン ★イベント…祝福。
 
 策略で苛められ放題となった最近の明るい話題は、モルソルン山岳地帯(31)のサイクロプスが順調に増えて、今では6体を数えること。割り当ての収入が低いエリアに定住する必要は無いと本拠地をそちらに移し、サイクロプス×6+クリムト+大悪魔×4+小悪魔×1=12部隊で、小悪魔×2が余り。一方、同盟はバストラル・ベルフレイムとの関係が継続中で、このターンにガイラムとも講和しています。
 
ベルフレイム…グライナス平原地帯(6)に侵攻、勝利。
 
■第22ターン ★イベント…大地滅壊。
 
・カツーオ丘陵地帯(26)
 ジーク 聖戦士×7 魔術士×2 ユニコーン×1 ケンタウルス×1
・トスカニア平原地帯(30)
 ガイラム ジャイアント×7
・ワーグズ島(32)
 魔術士×2 ガーディアン×1 タロス×1 ゴーレム×6
 
 以上の偵察報告から「遺跡地帯のモンスターを倒して、大悪魔をデビルロードに」と決め、クリムト・大悪魔×4を孤島に派遣します。タロスとゴーレムが海に沈む内に、クリムトがガーディアンを死の呪文と突撃で始末し、大悪魔が島の裏側から魔術士を強襲する算段でしたが、頭から抜け落ちていた相手が水の精霊。海上の突飛な移動能力と4ヘクスの射程で、届きそうもない遠距離からの攻撃が大変な脅威です。それに対して大悪魔は、装甲強化と魔力向上で補強しても容易に引き裂かれる虚弱体質と、魔術士を4回斬っても倒せない拙い剣捌きで、中盤までに皆が脱落。彼らが死亡と退却で消えた後、クリムトがモンスターを陸上で薙ぎ倒す活躍を見せて勝利を得られ、このSPでサイクロプス×2を召喚して一件落着したとは言え、手痛い失着になってしまいました。
 
シェルファ…エル=モア領のローランド平原地帯(1)に侵攻、勝利。
クリムト…ワーグズ島(32)に侵攻、勝利。
 
■第23ターン ★イベント…妖精。
 
 妖精は711SPで最高値のジークに。退却に成功した1人の大悪魔から1ターン遅れて、激戦を生き抜いたクリムトが最前線に帰る。
 
ジーク…クリムト領のシュワルベ密林地帯(38)に侵攻、勝利。
 
 攻め手は聖戦士×7・騎士×3・オーガ×1で、カツーオ丘陵地帯(26)のジーク・聖戦士×7・魔術士×2・ユニコーン×1・ケンタウルス×1と南北から挟まれた形に。
 
■第24ターン ★ドラグーン火山地帯(11)にモンスター襲撃/イベント…攻撃増強。
 
モンスター…ベルフレイム領のドラグーン火山地帯(11)に侵攻、勝利→ベルフレイム領のイジフミガト丘陵地帯(9)に侵攻、敗北。
 
 クリムトの下にサイクロプスを連ねて余りあるSPを得たものの、開戦から未だ平和を保つ南ウンバール湿原地帯(21)には大悪魔×2・小悪魔×10がおり、生息者が消えたワーグズ島(32)を余剰部隊の隠棲所にすると本隊の退却路が塞がれてしまう為、使うに使えず。
 
シェルファ…エル=モア領のパランニール島(12)に侵攻、勝利⇒エル=モア死亡、残りマスターは6人。
ジーク…クリムト領のビスティッツ森林地帯(39)に侵攻、勝利。
ベルフレイム…ドラグーン火山地帯(11)に侵攻、勝利。
ガイラム…モルガルド密林地帯(18)に侵攻、勝利。
 
■第25ターン ★イベント…不穏。
 
 突破口を探してこまめに偵察しますが、状況は芳しくありません。MP消費に期待してサイクロプス×1を、ロック鳥の呑み込みに期待してクリムトを送り込むも、軽くいなされて終了。また、2枚目の大地滅壊も水晶玉に打ち消されました。
 
クリムト…ジーク領のカツーオ丘陵地帯(26)に侵攻、敗北。
クリムト…ジーク領のカツーオ丘陵地帯(26)に侵攻、敗北。
ガイラム…西グラファス山岳地帯(23)に侵攻、勝利。
 
■第26ターン ★イベント…部隊調略。
 
 策略で事態打開は野暮かと。
 
■第27ターン ★イベント…部隊成長。
 
 本隊に残る数少ない召集ユニットの大悪魔×1・小悪魔×2がイベントの恩恵に浴し、部隊欄にデビルロードの文字が復活します。また、トスカニア平原地帯(30)のガイラム領が中立エリアに変化した影響か、シュワルベ密林地帯(38)より先日とほぼ同じ顔触れで押し寄せてきたジーク軍の別動隊を、攻撃増強の策略とサイクロプス×3の犠牲で粉砕。餌として前方に置いたサイクロプスに魔法の矢を何本も放ち、地震と全体回復に費やすべきMPを失った聖戦士に、後方のサイクロプスが一気に接近して反攻に転じる簡単勝利でした。流石はホームグラウンド。
 
ジーク…クリムト領のモルソルン山岳地帯(31)に侵攻、敗北。
ガイラム…ザクハルト丘陵地帯(13)に侵攻、勝利。
 
■第28ターン ★イベント…不穏。
 
 人気の無くなったシュワルベ密林地帯(38)をサイクロプス×2で獲得し、大悪魔×1・小悪魔×1・サイクロプス×2を雇用。
 
クリムト…ジーク領のシュワルベ密林地帯(38)に侵攻、勝利。
ベルフレイム…ガイラム領のザクハルト丘陵地帯(13)に侵攻、勝利。
 
■第29ターン ★イベント…呪縛(事件)。
 
 戦況悪化のジークから仲直りをお願いされて突き返すはずが、操作を誤ってまさかの承諾。
 
■第30ターン ★モルソルン山岳地帯(31)に地震/イベント…回復。
 
 活断層でもあるのかと思わせる程に頻発する地震。不利益の小さいクリムトではなく、シェルファやエル兄妹ならパッドを放り投げていたかもしれません。他に、イベントフェイズにギルフレイ平原地帯(37)がジーク領でなくなったり、サイクロプスの召喚に励んだり。
 
■第31ターン ★ザクハルト丘陵地帯(13)に疫病/イベント…部隊召喚。
 
 良き策略の入手でSPを捧げる先を変更。大悪魔×3を代償に占領したエリアまでクリムトが出向き、タロスが登場です。
 
■第32ターン ★イベント…呪縛。
 
 こちらの行動を読み取ってか、同盟期間短縮を迫ってきたジークを呪縛。タロス召喚作業をCPUに委任させると1ターン当たり1部隊の低効率でしか増やしてくれませんし、指揮権は留まらせたいところです。
 
■第33ターン ★イベント…襲撃。
 
 マスターの不在を突いたのはジークではなく、モンスターでした。モルソルン山岳地帯(31)にいた者のほとんどがシュワルベ密林地帯(38)への退却となり、ワーグズ島(32)にクリムト・タロス×2・サイクロプス×1が閉じ込められる事態に。31LPから大悪魔×1を、587SPからタロス×2を購入しますが、襲撃が重なると凌げないでしょう。
 
■第34ターン ★モルソルン山岳地帯(31)に疫病/イベント…再行動。
 
 不安は的中せず。タロス×4を召喚してSPは打ち止め。シュワルベ密林地帯(38)は訓練に専念。災厄続きのモルソルン山岳地帯(31)では、ロック鳥×4・サイクロプス×4・グリフォン×3が元気に暮らしています。
 
■第35ターン ★イベント…攻撃増強→再行動と交換。
 
 小悪魔×1を呼んで本隊は満員。それでもランクDの召喚ユニットばかりでここからの脱出は容易でなく、救出に期待してシュワルベ密林地帯(38)に軍事活動を許可しました。ただ、彼らがモルソルン山岳地帯(31)への侵攻を12部隊生存で成功した日には、マスターが狭い島内から抜け出せない光景は改善しませんが。あと、部隊調略が無効に。
 
クリムト…ビスティッツ森林地帯(39)に侵攻、勝利。
 
■第36ターン ★イベント…瞬間移動。
 
 今の境遇に最適の策略を獲得し、クリムト・大悪魔×1・小悪魔×1・タロス×8・サイクロプス×1は移送可能エリアに成り立てのシュワルベ密林地帯(38)へ。ビスティッツ森林地帯(39)の別動隊は先の侵攻で1部隊死亡しており、そのデビルロード×1・大悪魔×3・サイクロプス×7を交えて本隊を編成し直すことも考えつつ、黒騎士×3・バーサーカー×5と守りの手薄なギルフレイ平原地帯(37)を攻撃増強の援護で攻め落とし、目先の収入増と経験値を優先しました。全財産が7LPなので、別動隊の命令は軍事で構わないでしょう。
 
ガイラム…ベルフレイム領のモルガルド密林地帯(18)に侵攻、敗北。
クリムト…ギルフレイ平原地帯(37)に侵攻、勝利。
 
■第37ターン ★イベント…強制退却。
 
 ギルフレイ平原地帯(37)と接続するジークの領有地は3ヶ所。無人のジャグ湿原にはタロス×1及びサイクロプス×1で、聖戦士×1・騎士×9・オーガ×2が盾突くニタラク丘陵地帯(26)にはクリムト・大悪魔×1・小悪魔×1・タロス×7を割り振り、一度に制圧します。いつぞやの部隊調略への警戒から、クリムトとタロスは離して配置。
 
クリムト…ジーク領の北ジャグ湿原地帯(35)に侵攻、勝利。
クリムト…ジーク領の南ジャグ湿原地帯(36)に侵攻、勝利。
クリムト…ジーク領のニタラク丘陵地帯(29)に侵攻、勝利。
 
■第38ターン ★イベント…錬金術。
 
 ニタラク丘陵地帯(29)と接する敵領はバッシュラー火山地帯(28)とファミール平原地帯(25)で、統治者はガイラム。かつては手を取り合う仲でしたが、同盟状況を確認すると誰とも協力関係にありませんでした。言われてみれば近頃、引っ切り無しに来訪していた使者が御無沙汰です。
 西方は射撃・再生・魔法を取り揃えた、ジャイアント×3・キマイラ×5・サラマンダー×2・ヘルハウンド×2の布陣。主力部隊の再生は0で、回復役がマスター1人で、その効果も「EDされない」の特性で半減以下となるクリムト軍より、継戦能力は上でしょう。対して、北方はガイラム・ジャイアント×8の片寄った戦力が孤立中となれば、選ぶコマンドは一つ。策略調査の小悪魔×1で安全確認後に残り9部隊を侵攻させ、キマイラを手懐けた危険な巨人族を根絶やしにしておきます。自動操縦のタロスの背中を眺めている内に勝利がここ数戦の傾向ですが、彼らは力加減を緩めてくれないので大悪魔がまるで育ちません。
 
クリムト…ガイラム領のファミール平原地帯(25)に侵攻、敗北。
クリムト…ガイラム領のファミール平原地帯(25)に侵攻、勝利⇒ガイラム死亡、残りマスターは5人。
 
■第39ターン ★イベント…呪縛。
 
 酷く負傷したユニットがいるので回復と、ジークに呪縛を使用。第36ターンの瞬間移動から始まった休み知らずの進軍は死亡と逃亡による中途脱落者も少なからずで、当初は8部隊を従えていたタロスは半分に減っています。これではカツーオ丘陵(26)のジーク・聖戦士×7・魔術士×2・ユニコーン×1・ケンタウルス×1に決戦を仕掛けるのは厳しいと、デビルロードと大悪魔を各1部隊召集。
 
■第40ターン ★イベント…再行動。
 
 状況表によるとクリムトは9エリア・16LPの両部門首位で、色分け地図を眺めても領地を奪われる恐れが認められません。そこで本隊の強化費用を工面すべく、別動隊と共に辛抱の数ターンを過ごすことに。
 
■第41ターン ★イベント…装甲強化。
 
 
■第42ターン ★イベント…回復→捨て。
 
ベルフレイム…南カルミスタ森林地帯(14)に侵攻、勝利。
 
■第43ターン ★イベント…回復→再行動と交換。
 
 
■第44ターン ★イベント…氷結→捨て。
 
 
■第45ターン ★イベント…千里眼→捨て。
 
 辛抱の成果でデビルロード×1を追加。
 
■第46ターン ★イベント…不穏。
 
 次の作戦の布石に、部隊欄の空白をオーガ×3で埋めます。
 
シェルファ…レプラス平原地帯(4)に侵攻、勝利。
 
■第47ターン ★イベント…水晶玉→回復。
 
 水晶玉に映し出された策略は再行動・氷結・濃霧で、これで安心を買ったクリムトはオーガ×3を従えて敵陣へ。聖戦士か魔術士に死の呪文を一発食らわして即退却の算段でしたが、群れたオーガに惑わされることなくMPを温存したジークに復活を唱えられては、槍の雨に刺されつつそそくさと逃げるのみです。
 
■第48ターン ★カツーオ丘陵地帯(26)に大嵐/イベント…回復。
 
 ジークとクリムト、仲良く同じ嵐の中に。
 
■第49ターン ★イベント…攻撃増強→捨て。
 
 
■第50ターン ★イベント…水晶玉→回復と交換。
 
 間隔の短さから水晶玉はベルフレイムに。強制退却・領地交換・領地交換。
 
■第51ターン ★モルソルン山岳地帯(31)に部隊成長/イベント…錬金術。
 
 133LPよりデビルロード×1を購入。
 
■第52ターン ★イベント…呪縛。
 
 718ものSPをベルフレイムに横取りされた為、仕返しに呪縛。
 
■第53ターン ★イベント…呪縛(事件)。
 
 
■第54ターン ★イベント…濃霧。
 
 91LPより4部隊目のデビルロードを購入。
 
■第55ターン ★シュワルベ密林地帯(38)にモンスター襲撃/イベント…大嵐→濃霧と交換。
 
モンスター…クリムト領のシュワルベ密林地帯(38)に侵攻、勝利→クリムト領のギルフレイ平原地帯(37)に侵攻、勝利→クリムト領のニタラク丘陵地帯(29)に侵攻、勝利→クリムト領の北ジャグ湿原地帯(35)に侵攻、勝利→クリムト領の南ジャグ湿原地帯(36)に侵攻、敗北。
 
 随分と利口な奴らによる襲撃で、本隊と別動隊の控えるエリアを避けて通られて領地内部を抉られた格好に。散開していた部隊の集合地となった南ジャグ湿原地帯(36)で押し返し、以下の2ヶ所を取り戻せたのは不幸中の幸い。
 
クリムト…ニタラク丘陵地帯(29)に侵攻、勝利。
クリムト…シュワルベ密林地帯(38)に侵攻、勝利。
 
 大嵐をベルフレイム領の北カルミスタ森林地帯(7)に巻き起こし、ニタラク丘陵地帯(29)に移した小悪魔×1の代わりを呼んでから、手札に強制退却があったのを思い出します。
 
■第56ターン ★バッシュラー火山地帯(28)にモンスター襲撃/イベント…祝福。
 
モンスター…クリムト領のニタラク丘陵地帯(29)に侵攻するも、強制退却。
 
 教訓を生かして襲撃を受け流しつつ、相次ぐ怪物騒動に急かされて唐突にジークとの直接対決を仕掛けました。クリムト・デビルロード×4・大悪魔×1・小悪魔×1・タロス×4と、ジーク・聖戦士×7・魔術士×2・ユニコーン×1・ケンタウルス×1がカツーオ丘陵地帯(26)で激突です。未だ部隊調略の恐怖が拭えずクリムトとタロスを離して置いた後、フォーリア聖騎士団の誇る魔法の鎧に対抗すべく装甲強化を付加。構成ユニットの比較では防御側に勝ち目はありませんが、攻撃側はクリムトとタロス×1を除いた9人がランクC以下なので油断禁物です。
 第2ターン後半より前線に到着するタロスのお膳立ての為、デビルロードには停止配りを、その他の雑兵には祝福係を任命。敵軍は大地の精霊・水の精霊×2を呼び出して戦力不足を補うものの、聖戦士は強化と回復で自分らの生命維持に心血を注ぎ、魔術士と水の精霊の攻撃魔法も掠り傷にしかなりません。大地の精霊に殴られて小悪魔が死亡の予定調和に、水の精霊が意地の致命的命中で早々にタロス×1を破壊の番狂わせを経て、クリムトが絶対的有利の突撃を繰り返してジークの護衛を剥し、都市を放棄した敵将を全6部隊で包囲完了の第7ターンに寄り形となりました。
 
クリムト…ジーク領のカツーオ丘陵地帯(26)に侵攻、勝利⇒ジーク死亡、残りマスターは4人。
 
■第57ターン ★イベント…攻撃増強。
 
 タロスから残飯を分け与えられて実戦経験を積めたものの、ランクは据え置きとなったデビルロード×4・大悪魔×1を鍛えるべく、クリムトを先頭にサイクロプス×1・グリフォン×11狩りに。停止とマヒの乱れ撃ちで溢れんばかりの経験値を獲得し、大悪魔が上位職に成長する結果も出ましたが、マヒして尚盛んなグリフォン数匹にデビルロード×1を殺されては損への振り幅の方が大きい。
 
クリムト…モルソルン山岳地帯(31)に侵攻、勝利。
 
 侵攻不参加のタロス×3が後から到着。
 
■第58ターン ★ムルバース密林地帯(5)に疫病/イベント…部隊成長。
 
 グライナス平原地帯(6)と北カルミスタ森林地帯(7)からベルフレイムと、レプラス平原地帯(4)からシェルファの圧力に今にも潰されそうなバストラルの唯一の領地に疫病が流行するも、新展開は見られず。一方、クリムトには貰って嬉しいイベントが選ばれて欲しいエリアに起こり、南ウンバール湿原地帯(21)の部隊がデビルロード×2・大悪魔×10に生まれ変わりました。彼らは外界との関係を絶って訓練に打ち込んでおり全員がランクB以上ですが、強制委任では全12部隊のエリアを有効活用するのは不可能。クリムトを別動隊駐屯地のシュワルベ密林地帯(38)に、タロス×1を故郷のワーグズ島(32)に移動させ、遊んでいる戦力と潤沢なSPを利用する道筋を立てます。
 
■第59ターン ★イベント…水晶玉。
 
 水晶玉をベルフレイムに指定、領地交換・領地交換・同盟破棄。領地交換はCPUには使いこなせない上に取捨選択順位が高く、第50ターンからの保管も止む無しでしょう。
 デビルロード×1・大悪魔×2・サイクロプス×2を徴兵して本隊にクリムトが戻り、シュワルベ密林地帯(38)には大悪魔×1・サイクロプス×5が居残り。
 
■第60ターン ★イベント…瞬間移動。
 
 クリムト・デビルロード×5・大悪魔×2・タロス×2をカツーオ丘陵地帯(26)に移動してから、瞬間移動でファミール平原地帯(25)にテレポート。反乱発生時の被害を抑える者をモルソルン山岳地帯(31)に置いておきたかったので、回りくどい手順となりました。
 
■第61ターン ★ニタラク丘陵地帯(29)にロック鳥襲撃/イベント…技量向上。
 
ロック鳥…クリムト領のニタラク丘陵地帯(29)に侵攻、勝利。
 
 領地を奪われた反面、小悪魔×1が本隊に帰還してくれて得した気分に。
 
■第62ターン ★イベント…不穏。
 
 ローランド平原地帯(1)・ナースホルン平原地帯(2)・バッハム遺跡地帯(3)・レプラス平原地帯(4)を治めるシェルファと、ムルバース密林地帯(5)を治めるバストラルと、グライナス平原地帯(6)・北カルミスタ森林地帯(7)・南カルミスタ森林地帯(14)・モルガルド密林地帯(18)を治めるベルフレイムを始末せんと、北上開始。
 
クリムト…クロエルン城塞都市跡(19)に侵攻、勝利。
 
 黒騎士×3・バーサーカー×9に技量向上を使用し、大悪魔1部隊が成長。
 
■第63ターン ★イベント…回復。
 
 尻尾を掴まれたベルフレイムが堪らず持ち掛けてきた同盟は断ったものの、機先を制するべく南カルミスタ森林地帯(14)に放った偵察部隊は捕らわれてしまいます。小悪魔の跡継ぎにオーガ×1を召喚。
 
シェルファ…バストラル領のムルバース密林地帯(5)に侵攻するも、強制退却。
 
■第64ターン ★トスカニア平原地帯(30)に大嵐/イベント…大嵐。
 
 偵察成功により全部隊で侵攻、フェニックス×1・ケンタウルス×1は降伏。尚、大嵐は孤立したベルフレイム領のモルガルド密林地帯(18)に。
 
クリムト…ベルフレイム領の南カルミスタ森林地帯(14)に侵攻、勝利。
シェルファ…バストラル領のムルバース密林地帯(5)に侵攻、勝利⇒バストラル死亡、残りマスターは3人。
 
 20ターン近くに及ぶバストラルとの睨み合いに決着を付けたシェルファは、クリムトにとって最も相性に恵まれた敵勢ながら、勝利の旗が掲げられた地にはタロス×10の姿が。こちらのタロスはその1/5しかおらず、対処に困らされそうです。
 
■第65ターン ★ドラグーン火山地帯(11)に部隊成長/イベント…攻撃増強。
 
 北カルミスタ森林地帯(7)のベルフレイム・ドラゴン×5・バシリスク×3・ガーディアン×1・ユニコーン×1・ケンタウルス×1と相見え、総合力では自分が優れるもののガーディアンに強行突撃される恐怖心から侵攻を躊躇。この間にデビルロード×1を召集し、南ウンバール湿原地帯(21)の命令を維持から軍事にしましたが、どちらもあまり意味は無さそう。また、ベルフレイムが隷属でテスカイア平原地帯(8)を獲得。
 
ベルフレイム…南セレブラス森林地帯(22)に侵攻、勝利。
 
 このベルフレイム軍は本隊から分断されており、現状では大勢に影響力を持ちません。
 
■第66ターン ★イベント…呪縛(事件)。
 
 
■第67ターン ★イベント…再行動→捨て。
 
ベルフレイム…北セレブラス森林地帯(17)に侵攻、勝利。
シェルファ…ベルフレイム領のグライナス平原地帯(6)に侵攻、勝利。
 
 騎虎の勢いに乗ったかのようなシェルファ。そんな三つ巴の争いの舞台となった、大陸北部の戦力分布を下記します。
 
・ムルバース密林地帯(5)
 タロス×10
・グライナス平原地帯(6)
 シェルファ・黒騎士×5・騎士×2・タロス×4
・北カルミスタ森林地帯(7)
 ベルフレイム ドラゴン×5 バシリスク×3 ガーディアン×1
 ユニコーン×1 ケンタウルス×1
・テスカイア平原地帯(8)
 ドラゴン×4 バシリスク×6 リザードマン×2
・南カルミスタ森林地帯(14)
 クリムト デビルロード×7 大悪魔×1 タロス×2 オーガ×1
 
■第68ターン ★イベント…呪縛(事件)。
 
ベルフレイム…シェルファ領のグライナス平原地帯(6)に侵攻、敗北。
 
 テスカイア平原地帯(8)発の侵攻。
 
■第69ターン ★テスカイア平原地帯(8)にモンスター襲撃/イベント…祝福。
 
モンスター…ベルフレイム領のテスカイア平原地帯(8)に侵攻、勝利→シェルファ領のグライナス平原地帯(6)に侵攻、敗北。
 
 ベルフレイムとモンスターの連戦でさぞかし疲弊しただろうと様子を窺うと、黒騎士×5・騎士×2・タロス×4だった配下は黒騎士×7・タロス×3に変化していました。策略も用いず僅かな損害で難局を乗り切るとは、お強いこと。
 ここで対ベルフレイム戦への妙案が浮かび、本隊全部隊をクロエルン城塞都市跡(19)に撤退。平地が広がる南カルミスタ森林地帯(14)と異なり、城壁内にクリムトを配置すればその高度差により、ガーディアンの突撃を封じられる場所だからです。
 
■第70ターン ★シュミシュミ森林地帯(33)に地震/イベント…呪縛(事件)。
 
シェルファ…ベルフレイム領の北カルミスタ森林地帯(7)に侵攻、勝利⇒ベルフレイム死亡、残りマスターは2人。
 
 頻発した呪縛に行動を制限される間に、クリムトのライバルは西からのタロスの行進を阻めず葬られてしまいました。前述の戦略的撤退も台無し。
 
■第71ターン ★イベント…再行動。
 
 偵察によれば、ベルフレイムと激戦を繰り広げたはずのタロス軍団は損失が出ておらず、更なる前進を阻む材料はありません。回復役不在の今の編成なら這虫攻勢で跳ね返せる可能性が高いとは言え、どう立ち回ってもデビルロードの被害は免れないでしょう。そこで将来必要になるLPを確保しようと、マスターに内緒で無駄な投資を始めていた南ウンバール湿原地帯(21)と、同地より追い出されたらしい大悪魔×1が佇むカツーオ丘陵地帯(26)を維持に。
 
シェルファ…クリムト領の南カルミスタ森林地帯(14)に侵攻、勝利。
 
■第72ターン ★イベント…技量向上→攻撃増強と交換。
 
 クリムトへの突撃を封印出来る現在位置の防御側で迎え撃ちたいものの、タロス軍団は森から出ず。
 
■第73ターン ★イベント…呪縛→捨て。
 
 待ち人、来たらず。
 
■第74ターン ★イベント…氷結→捨て。
 
 痺れを切らして攻撃側になるのを受け入れたクリムトを咎める、シェルファからの爆裂攻撃。一歩間違えればゲームオーバーの崖っ縁でしたが、事前の技量向上で増した回避力と敵の低い機敏が幸いし、デビルロードとタロスの計2部隊の献上で許してはもらえました。皆が必死の疾走で逃げ帰った後、こんな時の為に取っておいた回復の策略で息を吹き返します。
 
クリムト…シェルファ領の南カルミスタ森林地帯(14)に侵攻、敗北。
 
■第75ターン ★イベント…呪縛。
 
 シェルファを呪縛し、モルソルン山岳地帯(31)のサイクロプス×2とワーグズ島(32)のタロス×8の命令を委任に。もう猫の手でも借りたい。
 
■第76ターン ★イベント…錬金術。
 
 デビルロード×1を召集。委任のタロス×7が出発。タロス×1が留守番のワーグズ島(32)に軍事を命令。
 
■第77ターン ★南ジャグ湿原地帯(36)にロック鳥襲撃/イベント…反乱工作。
 
ロック鳥…クリムト領の南ジャグ湿原地帯(36)に侵攻、勝利。
 
 バッハム遺跡地帯(3)のタロス×7に、レプラス平原地帯(4)の魔術士×7・魔道士×1・タロス×2も捨て難いですが、南カルミスタ森林地帯(14)のタロス×10を差し置いては選べません。反乱工作、実行。
 
■第78ターン ★南セレブラス森林地帯(22)に地震/イベント…襲撃。
 
 対処に難儀していた障害を策略で取り除き、勢い良く駆け出すクリムト軍。大魔術師の指揮下より解放されたタロスが去った地から、エルフロード×5・サーペント×4・ユニコーン×3を排除しました。
 
クリムト…南カルミスタ森林地帯(14)に侵攻、勝利。
 
■第79ターン ★テスカイア平原地帯(8)に部隊成長/イベント…不穏。
 
 デビルロードC×2のEXPが揃って1だった為、訓練期間を設けます。
 
■第80ターン ★イベント…反乱。
 
クリムト…ワーグズ島(32)に侵攻、勝利。
 
 誰がいつ召喚したのか、ケンタウルス×2がこっそり住んでいたビスティッツ森林地帯(39)は2ターン前の襲撃で喪失したものの、今回の反乱は最寄りの委任部隊が速攻で鎮圧してくれました。また、本隊に小悪魔×1とデビルロード×1を追加。サイクロプスとタロスに依存するより仕方の無かった頃を思うと、デビルロードが9部隊も並ぶ現状には大満足です。
 
■第81ターン ★イベント…祝福。
 
 反乱工作の作用でモンスターに明け渡されたエリアにて、エルフロード×8・サーペント×4を撃退。カルミスタ森林を死者の出ない完勝で通り抜け、一時的に切断していたシェルファ領の東端と自領を繋げ直しました。
 
クリムト…北カルミスタ森林地帯(7)に侵攻、勝利。
 
■第82ターン ★イベント…濃霧。
 
 グライナス平原地帯(6)が決勝戦の場。シェルファ・黒騎士×7・タロス×3に英雄が2人付きますが、どうやら魔法を使えない小物なので大した問題にはならないでしょう。自分の手駒はクリムトA・デビルロードA×4・デビルロードB×3・デビルロードD×2・小悪魔D×1・タロスA×1で、配置完了後に濃霧警報を発令させてシェルファの素早い逃げ足を殺しておきます。ただ、これは反撃の部隊調略ないし爆裂攻撃が炸裂していたら敗戦確実ですから、実際には問題にならなかったものの誤った判断ではありました。
 
●第1ターン
 開幕は召喚合戦。都市のシェルファは守備重視で大地の精霊に、戦場角のクリムトは攻撃重視でロック鳥にMPを注ぎました。飛行部隊の進路を封鎖出来ないシェルファは、その取り巻きを僅かな隙間も生じぬように囲ませて完全防備を敷いていますが、黒騎士団の指揮者がアリーシャとイスタリスでは力量不足。デビルロードと小悪魔はランクから上位班と下位班に分け、前者8人を魔法射程内に敵方本陣を捉えられる位置に動かし、黒騎士に接した者にはムチも振るわせます。後者2人はクリムトの護衛として自陣に留まり、祝福係を兼任。魔女側タロスに魔王側タロスが応戦するとよりにもよって致命的命中、瞬時に消滅してしまったのは誤算です。
 
●第2ターン
 クリムトから攻撃増強を得たロック鳥が、シェルファの全体回復に癒された黒騎士を飛び越して大地の精霊に襲い掛かったのを見届け、いよいよ上位班による這虫の連続詠唱が始まります。合間に防御側の順番が回ってきても、機敏が一番高いシェルファと一番低い大地の精霊以外は回復を唱えられず、地這蟲に体中を埋め付くされるままに黒騎士団は殲滅。ひたひたと押し寄せる魔女側タロスは下位班が身を賭して足止めしており、総仕上げの最後の最後で大逆転を食らう心配は認められません。
 
●第3ターン
 大半の部下を失い、腕力の無い体を晒け出し、退却も不可能なシェルファ。天に轟く雷撃を置き土産に、彼女はデビルロードに最期を看取られました。
 
クリムト…シェルファ領のグライナス平原地帯(6)に侵攻、勝利⇒シェルファ死亡、クリムトが大陸の覇者に。
 
 
■あとがき 所要時間 2時間12分
 
 普段にも増して戦略的にも戦術的にも判断を誤ってしまいましたが、絶体絶命の窮地に立たされる程には追い詰められずに済み、適度な難しさを楽しめた印象です。ただ、最後に勢い余って濃霧を使用した瞬間から開戦までの刹那だけは、それまでに過ごした時間が凡ミスで無駄になることへの脅えを感じました。『バハムート戦記』の逆転性の高さが発揮されず、ほっとしています。
 プレイ中に心強かったのが、地震の被害軽減と戦場からの退却成功率上昇に繋がる自軍の飛行能力。これが備わっていなければ継続困難と思しき状況が少なくなく、ほとんどのユニットが空を飛べない他勢力の選択に不安を残しました。非常に悔やまれるのは、中核部隊同士が衝突すれば相当盛り上がるはずの対ベルフレイム戦が、シェルファの介入で腰砕けになったこと。しばらくの膠着状態を諦めた中で、クロエルン城塞都市跡に引っ込みガーディアンの突撃を城壁で妨げる作戦に内心、自画自賛だったもので。思惑通りの効果があったのか実戦で試したかったですね。
 
 
 
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