■VSシリーズ | |
因縁がある特定のユニットで、プレイヤーがCPUに勝負を挑みます。 |
■エルフロードVSドラゴン | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
エルフ族の貴族的な存在。戦場では勇敢な騎士になる。弓矢のあつかいにすぐれ、集団になればドラゴンをも倒す──以上、キャラクターカタログよりエルフロードの紹介文。射程3で2回の射撃を有するも、その威力は魔道士の杖攻撃に等しい。地・風・精神と非常に使い勝手の良い属性の魔法が使えるも、MPが少なくて肝心のレベル3の連続詠唱は不可。優秀な英雄を就任させても、HPに乏しいので価値が小さい。そんな中途半端な能力のエルフロードを何人集めれば、最高額召集ユニットのドラゴンを倒せるのでしょう。 ●設定
ヘクスの戦術画面でエルフロードを受け持ち、CPUのドラゴンの撃破に挑戦します。果たして何部隊で目的を達成出来るのか、まずは1部隊から。 ●全行動
自身の技量を魔法と地形で強化し、ドラゴンの攻撃を避け続けたエルフロードが勝利。次々と相手のミスを誘うエルフロードに対して、当たらないブレスでドラゴンが自爆した形ですが、36LPのエルフロードが集団にならなくても95LPのドラゴンを倒せた結論に違いはありません。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■シェルファVSベルフレイム | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
オプションから戦術画面の練習を選ぶと、ユニットが「ベルフレイム・ドラゴン×7VSシェルファ・魔術士×8」に設定されています。そのままCPU同士で対戦させればベルフレイムの圧勝に終わってしまう為、プレイヤーがシェルファを担当して雪辱を晴らしてあげましょう。 ●設定
戦闘画面オンではシェルファがあまりに強くなってしまうので、そこだけ変更。防御側のシェルファ軍を受け持ち、攻撃側のベルフレイム軍の撃破に挑戦します。 ・配置 CPU担当のシェルファ軍は不用意に画面中央の都市に陣を構える為、1ターン目からブレスに次ぐブレスにより瞬く間に壊滅状態に陥っていました。何よりドラゴンの攻撃射程から離れることを先決として、ベルフレイム軍から最も距離のある配置可能範囲の左下に部隊を展開。ブレスの脅威に備えるのであれば部隊は散りばめた方が良い反面、シェルファが直接攻撃されると元も子も無くなってしまうので、彼女の上下に魔術士を密着させて4部隊配置。残りは全体回復や再生の有効範囲内になる、シェルファを中心として4ヘックス以内に置きました。ベルフレイム軍は普段通りの配置。 ●結果 ・1ターン目 シェルファは大地の精霊を召喚し、空白ヘクスの1つを固めます。魔術士は全員で火炎防御の大合唱。これさえ唱えていればブレスも怖くありません、とは言い切れないのが辛いところ。持ち前の装甲は高くても、何発耐えられるやら。 ベルフレイム軍は皆でこちらに向かって飛んで来るも、出来る限り離れたことによって1ターン目の攻撃は不可能に終わりました。ただ、画面中央の都市にドラゴンが移動した結果、防御側の士気は強制低下。 ・2ターン目 シェルファは再び大地の精霊を召喚し、周囲6ヘックスを完全に取り囲みます。ベルフレイムは攻め急がず、魔法の再生で部下たちを援護しました。魔術士が大地の精霊への火炎防御と再生を唱えたところで、ドラゴンの第一陣がシェルファ軍の鼻先に来襲してブレスを吐き掛けますが、大ダメージには至りません。備えあれば患い無し。 遅れて行動の魔術士は対ベルフレイム要員としてロック鳥×2を召喚、更に攻撃増強と祝福で強化を。残りのドラゴンもシェルファ軍の前面に次々に飛来し、遂に魔術士×1が力尽きてしまいます。この隙間へドラゴンに傾れ込まれるとシェルファの身に危機が訪れますが、ベルフレイム軍の攻めも打ち止め。最後に大地の精霊が全体回復で全ての魔術士を癒してくれました。 ・3ターン目 ベルフレイムはその場から動かない余裕の構えを見せ、自身の技量値を上昇。続いて順番のシェルファ軍は、満を持して魔法による反撃を行います。雷撃に流星に雪嵐に、あらゆる攻撃魔法をドラゴン共に容赦せず叩き込むと、あれだけ大量にいたドラゴンが全滅してしまいました。普段は難易度レベル5のランクAの敵を相手にしているだけに、魔力が低く魔法ダメージを受け易いランクDは脆く感じますね。 目前の敵を失ったロック鳥はその足の長さを生かして、遠く離れた場所で配下が無抵抗なまま消えてゆく様を見守る他無かったベルフレイムに襲いかかります。ただし、攻撃の命中率は双方芳しくありません。 ・4ターン目 既に戦いは決したも同然であり、ボタン連打で待機です。ベルフレイムは尻尾を丸めて退却を選択し、一度も自ら攻撃出来ないまま逃げ出すことに。諦めの悪いロック鳥がしつこく追い掛けて攻撃を加えるも、倒すには至らず。 ・5ターン目 ベルフレイムの退却でシェルファ軍の勝利。こうして雪辱晴らしは簡単に実現したのでした。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■エル=モアVS全マスター | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
最弱マスター決定戦で最下位となってしまったエルフ族の勇者、エル=モア。彼がプレイヤーの助けを借り、汚名を返上すべく立ち上がります。 ●設定
プレイヤー操作のエル=モアでCPU操作の全マスターを撃退し、彼の復権を遂げる計画。敢えて不利な攻撃側から挑みます。 ●対戦成績 ・VSジーク MPと射撃の性能では勝るので、長期戦になれば当方が有利だと判断したら、ジークには大地の精霊と言う強力な味方が。戦場の端で魔法の鎧・技量・飛行を唱えるエル=モアに、ジークと精霊はZOCを壁にしつつ接近して槍を2発命中させ、逃げ場を封じようとしています。そこでエル=モアは第4ターンから南に向けて移動を開始、次のターンには都市を奪えました。ここで祝福と高速移動を使用します。 都市に居座るエル=モアはジークの射撃と大地の精霊の格闘に次々に襲われますが、大きく加算された技量により大事には至りません。このままでは肝心の弓が放てないので、強化した移動能力を活用してジークの背後に回り込み射撃→再び都市に戻って射撃、これを繰り返してHPを奪っていきます。しかし、魔法の鎧で強化済の敵軍には効果が薄く、しかも大地の精霊の魔法で回復されてしまうので大失敗。15ターン目にようやく突撃で大地の精霊を倒し、MPが尽きたジークを目掛けて弓を連射するも、時間切れに終わってしまいました。 ・VSバストラル 魔法で強化後のパラメータを比較すれば装甲・技量で上回りますが、圧倒的な攻撃力の前には密着されると負け決定。バストラルの周囲を逃げ回れるように、飛行と高速移動を優先して唱えます。意外に慎重なバストラルは都市を目指して移動中のエル=モアに第4ターンにして初接触、一撃を命中させてHPの1/3を削ぎました。これを見る限りでは都市に入ったところで駄目だろうと判断し、一気に海へ向かって走り抜けるよう方針転換しました。 結果は大成功。海上では1ヘクスずつしか動けないバストラルは、2ヘクス動けるエル=モアを捕らえることが出来ません。絶え間無く放たれる弓は面白いように突き刺さり、第13ターンに狂戦士の息の根は止まりました。 ・VSシェルファ 近付いて射撃、密着して攻撃、突撃して第3ターンで終了。頼みの綱である大地の精霊も出現場所が背後になってしまい、シェルファは手も足も出ませんでした。 ・VSガイラム バストラルと同じく、移動のままならない海に誘き寄せる戦術であしらいたいところですが、ガイラムには射撃があるので上手くいくでしょうか。心配しつつZOCに阻まれないよう南から回り込み、第5ターンに海まで到達。 幾度か食らった投石により残りHPが19になった第7ターン、ここで回復と魔法の鎧のどちらを先に唱えるか迷います。ガイラムは元々の命中率が高くないし、エル=モアの技量は高速移動で少し上昇してるし、もし命中しても装甲が上昇した分でぎりぎり耐えられるだろうと踏み、後者を選択しました。先に回復してもまた射撃を受けて堂々巡りになると思ったのですが、まさかこれが敗因に直結するなんて…。 ・VSベルフレイム 火に強い特性も水の精霊魔法も備えないエル=モアはブレスに脅えますが、格闘に至っては更に危険だったりします。足の長いベルフレイムは第1ターンから来襲してブレスをお見舞いし、HPは一瞬にして29まで減少。魔法の鎧付で半分以上減るのだから、もう打つ手無しです。次のターンでは回避力が発揮されることに賭けて、回復はせずに技量を強化。すると、ベルフレイムは余裕を見せて回復・技量・攻撃増強を行い、その隙に祝福・高速移動を掛けられました。 HPの回復が叶った第5ターンからベルフレイムのブレスが再開するも、こちらの思惑通りにほとんど当たらなくなりました。逆にエル=モアの弓は完璧に命中する為、今度はベルフレイムの方が回復に大忙し。第18ターンまで進行し、HP39・MP4を残すベルフレイムは痺れを切らして格闘戦に打って出てきます。エル=モアは瀕死になりつつも耐えて次のターンに回復するも、今度は突撃の餌食に…と思いきや、ベルフレイムの攻撃を3度回避して返り討ち。お見事でした。 ・VSクリムト 決定戦の第1位で最も倒したい相手だったものの、攻撃増強で強化されたデビルロードの突撃によって敗北。こちらも出来る限りの強化をした上での対決だったにも拘らず、マスターではなく配下に負かされたのって一体。 ・VSバルマー クリムトよりMPが豊富で、デビルロードを2部隊も召喚出来るバルマー。エル=モアの拙い剣の腕では、本人から直接の突撃を仕掛けられたら敗北必死です。しかし、HPを奪ってこそのバルマーは射撃には案外脆かったりするので、付け込む隙が無い訳ではありません。第5ターンまでの魔法使用履歴はエル=モアは魔法の鎧・技量・飛行・祝福、バルマーはデビルロード×2・祝福×3。ここで初めて刃を交えてお互いに攻撃を命中させますが、エナジードレインを抜きにしてもダメージ比率でこちらが劣ることがわかります。そこで高速移動を詠唱後に距離を取って弓を放ったものの、画面の端にいたせいでバルマーとデビルロードに完全に囲まれてしまいました。精神魔法の停止でZOCを消滅させて抜け出そうとするも1部隊とて成功せず、万事休す。 しかしながら、エル=モアはほとんどの攻撃を身軽に避け続け、第9ターンを終了しても未だに元気。そこで命中率を表示させたところ、エル=モア・95%に対してバルマー・51%となっており、一方的に反撃を受けたバルマーはHPを16しか残しません。無論、突撃。1発当てられる間に4発をお返して、勝ち目が無いと思われた相手を破るに至りました。 ・VSエル=ウィン 兄妹対決では小さな事件が発生、詳しくはおまけ話2「兄妹愛」に。エル=ウィンの戦争を委任することでCPUに担当させましたが、シェルファと同じく速攻で勝利です。 ●結果
決定戦における攻撃側の成績と今回の比較で、プレイヤー操作なのだから当然とは言え、かなり改善されました。ベルフレイムとバルマーを突撃で倒し、エル=モアの秘かな強さが見え隠れしたように思います。ただ、CPU操作で勝利しているガイラムに敗北を喫したのは受け入れ難い。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■シェルファVS全ユニット | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
バハムート大陸に流星のごとく現れたと言う、大魔術師シェルファ=フレイア。女性の魔法使い系ユニットなる弱々しげなキャラクターの印象とは裏腹に、魔法で自身を強化すれば接近戦にも対応出来るのが、使っていて楽しいマスターです。そんな彼女は誰までなら杖で叩きのめせるのか、全ユニットと戦わせて試してみましょう。 ●設定
シェルファを魔法の鎧・攻撃増強・技量・高速移動・祝福で強化後、自ら突撃させます。地形による得手不得手を無くす為、ヘクス画面ではなく簡易画面にて。HPは一戦毎に最大値まで回復させ、致命的命中が発生した戦いはやり直しとしました。 ●勝敗表
●結果 ここまで強かったの…と、装甲6・技量8・攻撃力5を加算させるシェルファに対し、敵を生身としたえこひいきを考慮しても、50勝7敗は予想外の成績です。突撃が苦手なベルフレイムやロック鳥はともかく、そのような性質ではないサーペントや、毒化の危険が付き纏うキマイラまで余裕で倒した瞬間は、見てはならぬものを見てしまった感覚に。勝利が紙一重だった相手にしても、ご自慢の装甲をエナジードレインで無力化して一手違いまで追い込んだバンパイア以外に見当たらず、試行数を増やしても勝敗は大して変わらないでしょう。悪魔の化身と噂される彼女の恐ろしい本性が暴かれ、バハムート大陸中が戦慄いています。 |