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 ドリームキャストでウェブログ制作 
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セガのゲーム機ドリームキャストでTRACK-BACKブログを制作中。パソコンからでも見易いテンプレートに仕上がっていると良いのですが。
架空の空〜The Fanciful sky
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●ドリームフライヤー。 [2006年3月3日(金)]
 
ドリフラ 『ドリームフライヤー』は1999年の冬に発売されたドリームキャスト専用のメールソフトで、カードに文字を乗せたり絵を描いたりメロディを鳴らしたりスタンプを押したりして、いわゆるビジュアルメールを送れます。価格は2800円ですが、2000年の春に配布された新しいブラウザに丸々収録されて購入者を嘆かした、罪深き存在でもありました。自分含め、お金を出して買った人の立場って一体。
 
 メールソフトは『ハローキティの『音なる』メール』や『サクラ大戦 キネマトロン 花組メール』も登場しましたが、これらは受信者にも同じソフトが必要なのが致命的。その点『ドリームフライヤー』には閲覧機能がブラウザに備わっており、更にパソコンでも指定のファイルをダウンロードすれば見られた為、送信側の心的負担が小さかったのは長所です。また、ペイント機能により自筆のイラストが描けることも大きな利点として捉えられ、前回のドリームアイと同様にドリームキャストでサイト制作な人たちに愛用されました。
 色々な補助ツールが用意されているとは言え、アナログキーで思い通りにペンを操るには高度なテクニックを要求されるのは、ご想像の通り。他にもロードが頻繁に発生して制作意欲を阻害をしたり、ドリームキャストの貧弱な記憶媒体ではファイルのセーブもままならなかったりと、使い勝手はあまり誉められません。後者の欠点は当ソフトに限ったものではないものの特に厳しく、公式サイトからダウンロード出来るアイテムを試すのも一苦労でした。しかし、落ち着いた音色のBGMや優しく柔らかな配色は洗練されており、今聞いても美しく見ても綺麗な仕上がりです。
 
 ダイヤルアップにしか対応していないのでもう二度とお務めを果たすことはないでしょうが、数え切れない程に豊富なカードにはちょっとした価値があります。動物写真から版権キャラクターまで揃ったフォルダには、セガだけに『ソニック』『シェンムー』『ぷよぷよ』関係が収録されていますし、今は亡きdricas.comのサービスだった『メールチャム!』『ドリ弁』の姿まで見られるので、ありし日のドリームキャストを懐古する資料として起動させるのも一興です。
 
 手元に自作の切手とイラストが残っていたので、最後の纏めとして晒したいと思います。
 
うさ切手
黒猫ジジ
 
 これは恥ずかしい…!
●ドリームキャストでお試し中 第17回。 [2006年3月14日(火)]
 
 備え付けのアクセス解析が役立たずな為、以前の記事で取り扱ったAccessAnalyzer.comで、先日行われたメンテナンスによりページの配色が変更出来るようになりました。これまでもドリームキャストからの閲覧に不具合は無かったのですが、新しい配色は明るくてより見栄えが良くなって、プレミヤのクッキー保存機能もちゃんと働きますし、お勧め度が上がった印象です。
 ただ、タグ発行のページで画像表示がオンだとフリーズする欠点は、メンテナンス後も相変わらずの様子。これから利用される方はお気を付け下さいませ。
●セガカラ for ドリームキャスト。 [2006年4月4日(火)]
 
ドリカラ 『セガカラ for ドリームキャスト』は2001年の春に発売された周辺機種で通称はドリカラ、その名の通りドリームキャストに接続させるとセガカラのサービスを利用出来るようになります。
 
 もちろんカラオケボックスで演奏されるクオリティには全然及びませんが、セガカラの特徴であるマイクエフェクトや採点は高水準で再現。特に後者の全国採点はランキングが曲毎にリアルタイムで更新され、一括した順位が見られるだけの本物より魅力的で、この機能を用いた大会も適度に開催されていました。
 カラオケ曲のデータはディスク内蔵ではなくインターネットに接続して収得する為、新譜の配信にも素早く対応。ダウンロードの所要時間はダイヤルアップで1曲1分程ですし、再生中にもバックグラウンドで処理してくれるので、待ち時間を感じさせません。著作権やフォントの問題で一部の楽曲の演奏が不可能になっているものの、メドレーや韓国曲等の特殊なものだけですので、大した欠点ではないでしょう。
 
 マイクやタイトルリストが付属して定価9800円、別途必要な利用料金は0日権500円・1日権800円・30日権2000円と、曲数が無制限な代わりに結構なお値段。また、発売してすぐに「モニター募集」と銘打ってほとんどの応募者が当選する量を無料でばら撒いたのには、ただただ呆然でした。私は運良く大会の参加賞で音楽ギフト券が貰えて、少しは救われた気持ちになりましたけど。
 
 そんな悲喜こもごもだったドリカラも遂に先日、4月末でのサービス終了が発表されました。少し前の記事で未だにサービス継続中と書いた立場として非常に残念だとは言え、前回起動させたのが2年以上も前では終了反対だなんて言えません。
●ドリームキャストでお試し中、第18回。 [2006年4月10日(月)]
 
・記事と画像の関係
 壁紙や写真を使用する為に画像アップロード用の記事を過去に数回投稿していますが、その不必要な記事を削除すると肝心の画像も一緒に消えるのか、試してみました。結論、消えてしまいました。
 
・セガカラ
 4月4日の記事をアップロードして久しぶりにお目に掛かったのが、第3回に書いた特定の文字列に勝手にハイパーリンクが張られる機能。リンク先は公式サイトを差し置いて、イサオの中のページに設定されるのが「らしく」思いました。余所の無料サービスにおける、広告代わりの位置付けでしょうか。
●ドリームキャストでお試し中 第19回。 [2006年4月11日(火)]
 
・アクセス解析
 下記のニュースサイトでも取り上げられている通り、利用しているアクセス解析のサービス元に数日間に渡って障害が発生中です。画像の読み込みが延々と続く等の不具合があるかもしれませんが、テンプレートから削除して復旧後にまた追加するのは手間が掛かってしまうので、放置させて頂く所存です。面倒がりな私をご容赦下さい。
 
⇒ITmedia News:「xrea.com」にアクセス障害
 
 アクセス解析の話題と言えば、2月2日の記事で「新規申し込みも5年も6年も停止したまま」「この先登録出来る可能性は0に近い」と酷い紹介をしたAlto Worldが、4月4日から新規募集を久々に再開していて意表を突かれました。機能が貧弱な代わりに意外な長所が存在するので、ユーザーの思惑によっては便利なサービスだと思います。
●ファンタシースターオンライン。 [2006年4月24日(月)]
 
 ドリームキャストユーザー向けに長らく提供されていたオンラインのサービスの内、open diceは去年の11月末に、ドリカラも4月末で終了となり、未だにサーバーは稼働しているとは言え放置同然らしい『ファンタシースターオンライン』も、そろそろ潮時の予感がぎゅんぎゅんしていた昨今。ソニックチームから不意の発表がされました。
 
⇒DC版「ファンタシースターオンライン」ゲームサーバ課金無料化のお知らせ
 
 閉鎖前の無料開放の意味合いもあるのかもしれませんが、ドリームキャストのオンラインサービスに久しぶりにもたらされた嬉しい話題でした。セーブデータを確認すると最後に接続したのは2001年とのことで、この日付が5年振りに更新されそうです。
●ネットザンマイ。 [2006年4月29日(土)]
 
 あれやこれやと、ドリームキャストでインターネットなユーザーに暗い話題が続きます。
 
⇒ネットザンマイ、ネットチョイス(平成電電)のご利用につきまして
 
 兼ねてからの報道により突然の話でもないのでしょうが、サービス終了まで既に一月を切っているので、利用中の方は慌ただしくなりそうです。
 私はテレホーダイ→テレホーダイ+タイムプラス→タイムプラス→ADSL8Mで今に至り、平成電電のサービスを契約したことはありませんが、パソコンよりもブロードバンドに移行しにくい境遇のドリームキャストユーザーの比率は低くないと思われます。現状維持の代替サービスが提供されなければ、この件がパソコンへの移行の決め手になる方もいらっしゃるでしょう。
 
 ただでさえドリームキャストユーザーは増える要素が消えて何年も経つと言うのに、ご無体な。
●ドリームキャストでお試し中 第20回。 [2006年5月7日(日)]
 
 テンプレートの気になる部分に手を加えて、配色も紫色を基調としたものに変更したのですが、パソコンからの閲覧は大丈夫でしょうか。もし何か問題があれば、こっそり教えて下さると助かります。
 
・友達の紹介文
 どうせ使えないだろうと思い込んでいた友達登録が簡単な手順で使えたように、どうせ書けないだろうと思い込んでいた紹介文もソースを覗けば書くことが出来ました。ログイン後に下記のURLにジャンプすれば、紹介文を書くテキストエリアが現れます。
 友達登録の時と同様に、末尾にはアカウントに割り当てられた固有の数字を入れて下さい。ネットワークのページでソースを覗くのが早道ですね。
 
・サーバーの時計
 前々から狂っていた時刻は少しずつ遅れが酷くなっているらしく、現時点で約20分の差があります。このせいで日付が変わってから投稿したつもりなのに、前日分として扱われてしまうこともしばしば。サービス開始当日の時計の狂いは翌日には修正されたのに、放置しているのはなぜでしょう。
 
・テンプレートの文字化け
 右上にリンクを張ったサイトの名称で「〜」を「 」に置き換えているのは、波型記号をテンプレートに組み込むと別の文字に化けてしまう為です。ただ同じテンプレートから生成されるページでも化けたり化けなかったりして、仕様と不具合の迫間にある現象だと言えます。
 
・携帯電話からの投稿
 携帯電話から投稿した最新記事を1記事のURLで表示させると、前の記事へのリンクが張られないようです。1記事の最新記事は他にも変更したテンプレートが反映されない不具合があり、これらは新たに記事を投稿することで修正されます。
●ドリームキャストでお試し中 第21回。 [2006年5月15日(月)]
 
 パソコンの主要ブラウザからの閲覧状況をこっそり教わりました、お世話して頂きありがとうございます。結果は完璧と言っても罰が当たらないくらいで、ついつい自分で自分を誉めたくなりました。ほんの少し残っていた表示のおかしな部分も、この記事を投稿する前に修正を施しています。ただドリームキャストのブラウザでは反映されない要素ばかりなので、手違いやら思い違いで失敗していたら見逃して下さい。
 
・TRACK-BACKブログとドリームキャストの関係
 
⇒対応ブラウザを教えてください
 
 サービスの発表当初から「ドリームキャストでは利用不可」の姿勢だと思い込んでいた公式アナウンスが、久しぶりにFAQを確認すると「使えない機能等の制限が」に表現が変更されていました。動作確認の困難さからサポートの対象内になるとは考えにくいですが、利用不可だと言い切られるよりは良い環境になったと言えますよね。
●グーグルのフレーズ検索。 [2006年5月17日(水)]
 
 グーグルでフレーズ検索が実質的に不可能になり、肝心の検索結果も関連性がほとんど無いインデックスが上位に表示される現象が起きているのは、ドリームキャストユーザーに限った話題ではなさそうです。最も酷い時には、日本語で検索しても外国語のページが出てくる程。今までにも似たような経験はありましたし、複数あるサーバーの中からたまたま出来の悪いのに当たってしまったと解釈していたのですが、一向に改善されなくて困っています。
 大抵の検索エンジンでは、入力された文字列を一定の法則に従い自動的に分割して勝手にAND検索を行いますが、文字列をダブルクォーテーションで囲むことでその法則を無効にするのがフレーズ検索です。例えば「ドリームキャスト」は「ドリーム キャスト」に分割されるので、これを回避する為に「"ドリームキャスト"」と入力する、のように。一つでも多い検索結果を表示させる工夫なのでしょうけど、利用する側にとっては迷惑なだけでなぜ備わっているのか、昔からの疑問です。今回の不具合は勝手にAND検索をする際の法則が狂ったのか、みだりに文字列を分割して検索結果を膨大にしてしまい、更にフレーズ検索が不可能なせいで対処も難しく、検索エンジンとしては最悪の事態に陥っています。
 
 恐らくまともに検索が成立するのは、その一定の法則がおかしくならない文字列だけでしょう。現在のグーグルの惨状は、勝手にOR検索をして入力する文字列を増やす度に検索結果が増えてしまうと言う、とんでもない代物だった過去のエキサイトに匹敵しています。助けて。
●英辞郎。 [2006年5月19日(金)]
 
 未だ不具合から直ってくれないグーグルに関して、おまけの話。
 
 オンラインの英和・和英辞書と言えば昔から英辞郎に決まっていて、後になって同種のサービスが様々なポータルサイトで提供され出したものの、スラングから新語まで取り揃えたその収録語の豊富さで他の追随を全く許さない──そう信頼を寄せていたのに、スペースアルクと統合された挙げ句にドリームキャストからでは使えなくなってしまったのは、もう何年も前の話です。検索先のスペースアルク:英辞郎に直接飛んでも駄目でしたから、未練を断ち切ってポータルサイトの辞書で長年我慢していました。
 そんなだから当然、グーグルの辞書機能を介すれば利用出来たなんて寝耳に水で。前の記事を書く当たってグーグルと戯れていたところ、この事実に初めて気付かされました。
 
⇒dreamcast - Google 検索
 
 このような検索結果からジャンプすればそのまま継続して使えるらしく、英辞郎が使えないことで今まで味わった苦労は一体何だったのでしょう。
●ドリームキャストでお試し中 第22回。 [2006年6月14日(水)]
 
 以前に書いた記事の補足です。
 
・トラックバック
 記事を投稿する前段階のPing送信画面でなぜか動きが止まってしまう為に通常の方法ではトラックバックが送れないのですが、普通のウェブページからトラックバックを送るツールについて手取り足取り紹介して頂きました。詳細は下記リンク先のツリーを隅々までご覧下さいませ。
 
⇒マイルームでこんな症状ありませんか??
 
 残念ながら文字化け等の不具合があるみたいで、条件を照らし合わせて使いこなすのは少し難しいかもしれませんが、いつか自分でも利用してみたいと思います。
 
・サーバーの時計
 5月7日の時点で約20分の差が生じていたタイムスタンプも、約30分の差になった6月7日にようやく修正されて、久しぶりに正確な時刻が戻ってきてくれたようです。この調子で立て続けに、他のいくつかのバグも直して頂けると嬉しいのですが。
 
⇒新規記事作成時に表示される時間について
●infoseek翻訳。 [2006年7月7日(金)]
 
 ドリームキャストのブラウザの泣き所は、ユニコードに非対応なこと。その為、文字化けに塗れたページをどうしても読みたい時には、ウェブ翻訳や携帯電話向けの変換ツールを利用するのが一般的だと思います。
 その解決策の一つとして名高かったinfoseek翻訳が、いつの間にかリニューアルしており、残念ながら前述の目的には使えなくなってしまった様子。このツール自体が文字化けしているのと、変換の確実性に劣るので長らく敬遠していたのですが、先程試すと入力エリアで決定キーを押すだけでは次のページに進めませんし、ちゃんとボタンをクリックして翻訳させても文字化けは文字化けのままのようです。とりあえずの代替ツールにはExcite翻訳をお勧めします。尚、こちらはJava Scriptの設定をオフにしないと動作しません。
 
 あと、文字化けと言えばYahoo!辞書が最近仲間入りし、こちらはオフラインエディッタに組み込んで普段から活用していただけに困りました。goo辞書よりも非常に軽くて使い易く、サイト制作のお供に重宝したんですけど…。
●ウィキペディア。 [2006年7月21日(金)]
 
 何か知りたい情報があれば検索術を駆使して懸命に調べたものですが、いつの頃からかウィキペディアを最初に頼り、それでおしまいになりました。ただ、ドリームキャストのブラウザでは文字化けを起こしてしまう為、翻訳ツール等を仲介させないと全く読めないのが玉にキズ。その面倒さの一端は、1月12日の記事にあります。
 しかし、捨てる神あれば拾う神ありで。数ヶ月前に携帯電話向けからウィキペディアを読むツールを発見をしてからは随分と楽になりましたし、一月前に更にgooでも読めることを教えて頂いてからは、快適なウィキペディアライフを満喫出来るようになりました。以下は、参考ツリーへのリンクです。
 
⇒ビンテージ家電に申請すべきゲーム機器。
 
 更新日の古いページが表示されたり、見られない項目があったり、検索が前方一致のみだったり、リンク先がおかしくなる等の不具合は目立ちますが、嬉しいサービスには違いないので文句言わずに利用したいと思います。
●閲覧不能サイト。 [2006年8月21日(月)]
 
 過去の記事でも数回、ドリームキャストからでは文字化けして閲覧が出来ないサイトがあることを話題にしました。今回は携帯電話のカメラを利用して、該当のサイトがどのように表示されているのかをお見せします。手始めに2つ。
 
 
MSN Japan

 
 ドリームキャストに非対応なサイトの代表格として、昔から知られた存在だと言えるのではないでしょうか。マイクロソフトはドリームキャスト本体にWindows CEが採用されているくらいで、決して縁遠い会社ではないはずなのですが。
 
ウィキペディア

 
 こちらは7月21日の記事で扱ったようにごく自然な形で表示させることが可能ですし、そのサービスで読めない項目も翻訳ツール等を用いて文字コードを変換させて出力させれば大方は理解出来るので、これからも良いお付き合いを続けたいものです。ところで、様々な困難をあれやこれやの方法で克服して現役継続中のドリームキャストユーザーとて、流石にウィキペディアの編集に参加している方はいらっしゃらないでしょうか。
●教えてBBS。 [2006年9月30日(土)]
 
 セガ伝言板の大幅な規模縮小が発表され、書き込み禁止になったのが約一年前のこと。
 
 確かに掲示板全体の利用者の減少は否めませんでしたが、セガから提供されるドリームキャストでインターネットな人たちへのサポートは最初から最後まで全く頼りにならないものでしたので、伝言板内の「教えてBBS」における情報交換・互助精神・人身御供が困った時の拠り所だった者からすると、結構痛い処置でした。一応、代替サービスとしてサークルをつくろうが用意されたものの、数ヶ月間全く書き込みが無いまま大方の公式サークルが閉鎖するような惨状で、現在ではドリームキャストユーザー同士が公式な場で交流する機会は奪われたままになっています。
 以下のテキストは昨年の9月30日、その教えてBBSで最後に参加したツリーへの書き込みを加筆したものです。PCユーザーがDCユーザーにも優しいサイトを作る際の簡単な指針になっていますので、これを制作時に参考にして下さる方が一人でも多くいらっしゃると、非常に嬉しく思います。DCに優しいサイトは音声ブラウザのような例外もあるにせよ、その他の恵まれない環境の人にも同時に優しいと言えなくもありませんし。
 
 
・ユニコード⇒使用厳禁
 上から下まで文字化けしてしまい、翻訳サイトやケータイ向け変換ツール等を通さないと読めません。ウェブログでの採用率が高いのが困りものです。正常に表示される代表的なサービス元は、yahoo,geocities,goo,livedoor,fc2,track-back,webry,hatena,rakuten等があります。
 
・Java Script⇒使用厳禁
 これをオンに設定するとブラウザの処理速度が極端に低下するのと、スクリプトに対応出来ないことが多い為。アクセス解析やカウンターでの使用は閲覧の障害にはならないので心配無用です。ただし、文法的に間違った位置に挿入するとフリーズする状況もあるらしく、自分で作ったページで自分をフリーズさせると言う恥ずかしい経験をした奴がここにいるので、気を付けて下さい。
 
・FLASH⇒使用厳禁
 今となっては対応とは名ばかりで、再生出来ないばかりかものによっては読み込むだけでフリーズします。古いバージョンで容量が軽いものであれば大丈夫ですが、そこまでチェックするのは難しいので使わない方が良いでしょう。
 
・フレーム⇒使用注意
 元々狭い画面が更に狭くなってしまうのと、ブラウザにちょっとした不具合がある為。表示確認さえすればDCからでも使い易いフレームを制作することは難しくありませんが、そこまでPCからチェックするのは難しいので以下略。
 
・フォントサイズ4〜7⇒使用注意
 <font size="4">から<font size="7">の大きさの文字で長文を構築した場合、表示速度の低下やスクロールが困難になる症状が出ます。一行程度の見出しに使うのは大丈夫です。
 
・テキストエリア⇒使用注意
 <textarea>を<table>内に組み込むと異様に横に広がるバグがあり、横スクロールが発生して書き込みが面倒になります。ただし一部の例外を除き、多くの掲示板がそうなっているのも事実です。
 
・ページ容量⇒お願い
 200Kバイトくらいまでは確実に正常な表示が出来ますが、望ましいのは50Kバイト以下。容量の増加に伴い処理が遅く重たくなりますし、プレミヤにはコピーやソース表示に50Kバイトの制限があるのも忘れないで欲しい要素です。例えばネタバレ防止に隠し文字を使用した場合、それが50Kバイト以降にあると普通の手段では読めなくなってしまいます。
 
・背景色⇒お願い
 適当と思われる色を<body bgcolor>で設定して下さい。設定されていないと文字=黒に対して背景=灰色に強制され、ページ全体が暗い印象になります。
 
・解像度⇒お願い
 望ましいのは最小の画面サイズでも横スクロールが発生しない580ピクセル以下です。パーセントで指定するのが無難ですね。
 
・半角カナ⇒表示可能
 
・フォント変更⇒不可
 
 
 
*参考サイト:Orchard Slope
 教えてBBSの過去ログや後継掲示板があります。
●ドリームキャストでお試し中 第23回。 [2006年11月10日(金)]
 
>直接のブログのURLを指定することで、
>携帯電話向けのシンプルな表示でブログを閲覧できます。
 
 サービスの使い方を久方振りに読むと見つけた、そのような一節。手元の携帯電話から直接ここにジャンプして確かめたところ、幸いにも問題無く表示させることが出来ました。当たり前と言えば当たり前なのでしょうが、ドリームキャストのブラウザと一般的なブラウザのどちらの閲覧でも相違点が現れないよう、HTML/CSS編集可のスキンを都合良く改造している点が気掛かりだったので、大丈夫だったことに一安心しています。
 
 ところで、「直接ブログのURLを」って。
●オフラインエディッタ 前編。 [2006年11月26日(日)]
 
 オフラインエディッタとは、上下に2分割されたフレームを用いて回線を繋げていない状態でも入力したHTMLをプレビュー出来る、ドリームキャストでのサイト制作に欠かせないツールです。1999年の夏に新しいブラウザが登場したのと時同じくして、ドリームキャストユーザー支援系サイトの各所で公開されました。ジオシティーズ等の無料スペースに備え付けの同等機能はオンライン限定の難点があり、当時の接続環境と言えばパソコンユーザーですらほとんどがダイヤルアップのご時勢ですから、自分を含めて非常に多くのドリームキャストユーザーの電話代を救ったことでしょう。
 
 他の利点として、ローカルで動作する故の描写の早さがあり、常時接続が当たり前の時代が訪れてもその優位性は損なわれていません。あと、ドリームキャストのブラウザはバージョンアップに従い、テキストエリアの行数と容量に影響されて文字入力の反応が極端に鈍くなる欠陥が露呈しましたが、オフラインエディッタの小さめのテキストエリアでは影響がかなり軽減される点も便利です。試しにジオシティーズのファイルマネージャで計測してみると、25行のテキストエリアに50KBのファイルが入った状態で、キーを打ち込んでから画面に表示されるまでに約1秒の遅延が発生。遅延中の入力は完全に無視されますから、オフラインエディッタ無しではまともなタイピングが不可能なのがご理解頂けるかと。
 
 このツールを現役で利用中の方はきっと、自作ないし配布されたものを改造するか使っているのではないでしょうか。自力制作なんて夢のまた夢な自分の場合、ソース元は一番最初にオフラインエディッタを公開されたと思われるFicklePage様で、使い勝手を良くする為に少なからずの改造を経たものの、スクリプトは基本的に変わらないままで今に至ります。あれから決して短くない年月が経過したのに、長期間更新無しとは言え未だにサイトもツールも現存中なのは、ちょっとしたタイムスリップ体験でした。
 実際には配布されていた訳ではなく、周囲にたくさんいた同環境の仲間から「ソースを覗いたら持っていっても良いって書いてあったから貰ってきたよ」と教えてもらって、それは助かるとすぐに真似した、と言う経緯。スクリプトの中に持ち帰る際の注意書きがありますから、これから改造に取り掛からんとする方は必ずお気を付け下さいませ。
 
 意外に長くなりましたので、続きは次回に。
●オフラインエディッタ 後編。 [2006年12月21日(木)]
 
 自分で手を加えた部分は、オフラインエディッタの下フレームに集中。プレビュー用以外に2つ足したテキストエリアには、最も更新機会が多いウェブサイトの日記の雛形と、変換出来ない常用の漢字と記号を入れています。前者はキー入力の遅延が上のテキストエリアでも発生する時のタイピングのスペースや、疑似的なクリップボードとしても利用。後者はユーザー辞書も学習機能も無く、変換不可能な際はJISコードを調べるかコピーで拾ってこないといけないブラウザの短所を補う為に設けており、「儚嫋諍訊穹彷徨貶籠──」がその中身。儚い、嫋やか、諍い、訊く、蒼穹、彷徨う、貶める、籠る、ダッシュ…悲しいかな、どれも変換してくれません。
 また、記号列を真ん中にずらっと並べて、上フレームに対して外部へのリンクを設定しました。ファイルマネージャへのログインや辞書ツールに繋げたい時に、オフラインエディッタから直接ジャンプ出来るので利便性が高く、思い付いた当初は自画自賛したとか。現在の具体的なリンク先は以下のようになっています。
 
・自分のサイトA
・自分のサイトB
・サイト更新用の情報をメモしたファイル
・手製のリンク集
・文字置き換え用のツール
グーグル
File Manager
ファイルマネージャ
ハウスキーパー
goo 辞書
infoseek マルチ辞書
類語検索
 
 外部へのジャンプに注意が必要なのは、強制的にフレームを解除されてエディッタに入力していた内容を失う危険性があること。グーグルから調べものの旅に出る際には、テキストエリアを全文コピーしておくのが賢明です。
 
 手を加えたと言ってもこんな程度でしかありませんが、この存在が無ければとうの昔にドリームキャストから卒業していたと思われる程、自分にとって重要なツールのお話でした。
●2007年のドリームキャストDAYS。 [2007年1月19日(金)]
 
 2001年に生産中止になってからも年に数本単位で細々とゲームソフトが発売されていたドリームキャストは、今年も『トリガーハート エグゼリカ』『カラス』と新作が2本も登場するそうで。ソニーやら任天堂やらが繰り広げる次世代ゲーム機戦争とは隔絶された世界を構築していて、端から眺めていると微笑ましい気持ちになります。ただ、生みの親であるセガから見捨てられて以降、いくつかのサードパーティーが育ての親となった現状は、ユーザーとして素直に喜びにくいのですが。
 ドリームキャストでインターネットな時代から取り残され過ぎた自分の立場からすると、新作ゲームソフトに乗じて新ブラウザも供給されないかなと淡い期待を抱いています。この夢見物語には実は根拠が少しだけあり、ドリームキャストのブラウザである『ドリームパスポート』シリーズにおいて、マイナーチェンジの「2.1」「3.15」「3.16」等はゲームソフトに内蔵されたものしか存在しません。バージョンアップの度に不満点が増える傾向のあった同シリーズにおいて、マイナーチェンジ版の方が安定した評価が下されている事実もあり、実質的な最終バージョンとして制作されながら欠陥の目立つ『プレミヤ』が6年振りに改良されたら感激です。
 
 その感激を分かち合える方が、全国にどのくらい生存されているのかが、最大の問題ではありますけど。
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