■クリムト リプレイ

●主な設定 ⇒詳細
・ルール...上級ルール
・シナリオ...血に染まりしバハムート
・難しさ...レベル5
・召喚した部隊を...委任する
・イベントフェイズを...実行
・領地の委任を...強制する
・がんばってね!!
 
 
■第1ターン
 
 ジークには真のエンディングリプレイ、バストラルにはバストラルリプレイ、シェルファにはシェルファVSベルフレイム、エル=モアにはエル=モアVS全マスター、ガイラムにはガイラムリプレイ、ベルフレイムにはベルフレイムリプレイ、バルマーにはバルマーリプレイ。各々のマスターが主役を務めたコンテンツがある中、仲間外れのクリムトが主役のページを設ける為にリプレイを開始しましょう。
 南ウンバール湿原地帯(21)から再度の大陸支配を目論む大魔王の初期戦力は、魔法戦士デビルロード×2・コストパフォーマンス抜群の大悪魔×2・空飛ぶ盾と祝福係を兼任する小悪魔×4。低クラスのユニットも独自の地位を確保している点や、毒化も呑み込みも火も魔法も怖くないのが強みです。ここに大悪魔×1を召集します。
 
ガイラム…東グラファス山岳地帯(24)に侵攻、勝利。
 
■第2ターン
 
 進路は北・西・南の三方向。北は収入に恵まれない不毛地帯に突入となり、西はバルマーに鉢合わせして身動きが取れなくなる為、通常は南以外に考えられません。オーガを召喚出来る丘陵地帯を経て恵み豊かな平原地帯に出られますし、良いことずくめ。早速、偵察させました。
 
・カツーオ丘陵地帯(26)
 ロック鳥×1 サイクロプス×5 グリフォン×6
 
 ロック鳥を死の呪文で始末しても、大量のグリフォンを相手にする間に背後からサイクロプスの投石で大打撃を食らうことが予想されます。では、経験値稼ぎに北に向かうのはどうでしょう。
 
・北ウンバール湿原地帯(16)
 ヒュドラ×6 ワイバーン×5
 
 ブレスが怖くないヒュドラはともかく、ワイバーンの4回攻撃がランクDのユニットに命中しては一大事。残るは西だけとなりました。
 
・ウルハ砂漠地帯(20)
 フェニックス×8 スフインクス×4
 
 停止を巻き散らしてフェニックスと互角に戦えたとしても、スフインクスに回復と攻撃増強で支援されると手も足も出ません。結局、どこにも侵攻不可能な事実が判明しただけに終わります。尚、モルソルン山岳地帯(31)の存在は失念していた模様。
 
■第3ターン ★イベント…錬金術。
 
 50LP加算で72LPとなり、大悪魔×1を追加。
 
■第4ターン ★イベント…再行動。
 
 訓練→再行動→自動訓練はお約束。
 
■第5ターン ★北ウンバール湿原地帯(16)に疫病/イベント…瞬間移動。
 
 毒・マヒに特性のあるヒュドラ・ワイバーンに疫病は無意味で、領地が1つのクリムトに瞬間移動もまた無意味。
 
■第6ターン ★イベント…千里眼。
 
 千里眼を使用するも、未だ周囲のエリアに変化は見られません。襲撃が発生したら大変です。
 
バストラル…北カルミスタ森林地帯(7)に侵攻、勝利。
 
■第7ターン ★イベント…再行動。
 
 再び訓練→再行動→自動訓練で、大方のユニットがランクCに。
 
ジーク…ニタラク丘陵地帯(29)に侵攻、勝利。
 
■第8ターン ★イベント…氷結。
 
バストラル…南カルミスタ森林地帯(14)に侵攻、勝利。
 
 これによりバストラル・バルマー・ガイラム・ジークが、大陸の中央に一直線に並ぶことに。
 
■第9ターン ★イベント…技量向上。
 
 モンスターがヒュドラ×8・ワイバーン×2に弱体化したのを見逃さず、北ウンバール湿原地帯(16)に侵攻。被害を防ぐ為に手に入れたばかりの策略も使用して、全員生存で初戦を飾りました。経験値配分の優先順位は、クリムト>大悪魔>デビルロードとしています。
 
クリムト…北ウンバール湿原地帯(16)に侵攻、勝利。
 
■第10ターン ★ファミール平原地帯(25)にロック鳥襲撃/イベント…妖精。
 
 北上を続けても砂漠の砂に埋もれてしまうでしょうから、本拠地の南ウンバール湿原地帯(21)に帰宅。
 
ジーク…ガイラム領の東グラファス山岳地帯地帯(24)に侵攻、勝利⇒ガイラム死亡、残りマスターは7人。
 
 ガイラムを葬ったジークの本隊は再行動を使用し、がら空きとなった隣の旧ガイラム領も抑えました。
 
ジーク…西グラファス山岳地帯(23)に侵攻、勝利。
 
■第11ターン ★イベント…反乱工作。
 
 反乱工作を使用すると、該当エリアはジークが奪取したばかりの西グラファス山岳地帯(23)のみ。取り置きしても水晶玉で無効化されそうなので使ったものの、後の偵察によればそこにいたのは聖戦士×1だけでした。
 
ジーク…西グラファス山岳地帯(23)に侵攻、敗北。
ジーク…西グラファス山岳地帯(23)に侵攻、勝利。
 
■第12ターン ★イベント…襲撃。
 
 ヒュドラ×3・ワイバーン×9による襲撃にクリムト軍は一目散に退却、北ウンバール湿原地帯(16)を獲得していたのが生死の分かれ目です。
 
■第13ターン ★イベント…大嵐。
 
 大嵐はジーク領のニタラク丘陵地帯(29)に。
 
ベルフレイム…イジフミガト丘陵地帯(9)に侵攻、勝利。
バストラル…バルマー領のクロエルン城塞都市跡(19)に侵攻、敗北。
 
■第14ターン ★ウルハ砂漠地帯(20)に金脈発見/イベント…千里眼。
 
 隣接エリアに金脈が発見されるも戦力差があり侵攻は不可、いつまでこのじめじめした湿原地帯に閉じこもっていれば良いのでしょう。
 
バルマー…バストラル領の南カルミスタ森林地帯(14)に侵攻、勝利。
 
 バルマーに喧嘩を売って痛い目に遭ったバストラルを千里眼で覗くと、御付きがバーサーカー×2・ユニコーン×1・ケンタウルス×1まで追い込まれています。ただし、グライナス平原地帯(6)ではバーサーカー×5・ケンタウルス×1が主人の帰りを待ち詫びており、彼らと合流が出来れば持ち堪えられるかも。
 
■第15ターン ★イベント…襲撃。
 
 一番発生してはいけないイベントが発生し、クリムト唯一の拠り所である北ウンバール湿原地帯(16)にワイバーン×12が襲来。クリムト・デビルロード×2・大悪魔×4・小悪魔×4で応戦したところで、小悪魔はおろか大悪魔すら格闘1セットで倒してしまうワイバーンに、ゲームオーバーが頭をよぎります。
 この窮地を救ってくれたのは、低魔力の者に効果絶大な気弾掃射。数十発と放たれる気弾に飛竜の集団は次々に撃ち落とされ、虫の息で生き残った者は停止を経て経験値に還元されました。身を呈してワイバーンの進撃を防ぎ止めた大悪魔×2・小悪魔×3が犠牲になるも、無事に生還した大悪魔×2がデビルロードに成長。作戦フェイズでも大悪魔と小悪魔を1部隊ずつ召集しておきます。
 
■第16ターン ★イベント…隷属。
 
 隷属で南ウンバール湿原地帯(21)を獲得しつつ、移住。
 
■第17ターン ★シュワルベ密林地帯(38)にモンスター襲撃/イベント…不穏。
 
モンスター…ジーク領のギルフレイ平原地帯(37)に侵攻、勝利→ジーク領のニタラク丘陵地帯(29)に侵攻、勝利→ジーク領の東グラファス山岳地帯(24)に侵攻、敗北。
 
 ロック鳥×1には死の呪文を、サイクロプス×3には這虫を、グリフォン×4・トロウル×4には毒化とマヒを唱えることで、カツーオ丘陵地帯(26)を占領。これで念願叶って湿原地帯から抜け出せましたが、グリフォンからの致命的命中によりデビルロードが、残りHP12で退却しなかったサイクロプスのせいで大悪魔が各1部隊死亡。小悪魔も全滅で、ちょっと無茶でした。
 
シェルファ…ナースホルン平原地帯(2)に侵攻、勝利。
クリムト…カツーオ丘陵地帯(26)に侵攻、勝利。
ジーク…ニタラク丘陵地帯(29)に侵攻、勝利。
 
■第18ターン ★イベント…千里眼。
 
 小悪魔×1及びオーガ×4を追加。
 
■第19ターン ★イベント…隷属。
 
 隷属でモルソルン山岳地帯(31)を獲得して領地が4つになったとは言え、収入もまた4LPしかありません。1ターンでも早い平原地帯進出を夢見て、トロウル×2を召喚。
 
シェルファ…レプラス平原地帯(4)に侵攻、勝利。
ベルフレイム…テスカイア平原地帯(8)に侵攻、勝利。
 
■第20ターン ★東グラファス山岳地帯(24)に大嵐/イベント…濃霧。
 
 トロウルを湿原地帯に送り込み、軍備を命令してヒュドラの召喚を一任します。ヒュドラは戦術画面では精霊魔法による援護を受けられないと半端な奴ですが、強制委任での自動戦闘では力を発揮してくれるので、呼び出して損はしないでしょう。
 
■第21ターン ★イベント…攻撃増強→濃霧と交換。
 
 南ウンバール湿原地帯(21)のトロウルは、ワイバーンを召喚せずに行動を終了していました。これは委任時の召喚優先度が原因で、CPUはモルソルン山岳地帯(31)でサイクロプスを召喚したいのでしょう。トロウルを連れ戻すのは面倒だと、改めて現在位置で2部隊召喚。
 
■第22ターン ★イベント…祝福。
 
 トロウルをモルソルン山岳地帯(31)に移動させ、残りの全部隊でトスカニア平原地帯(30)に侵攻。バーサーカー×11・ロック鳥×1を魔法に次ぐ魔法で料理し、幾多の困難を乗り越えやっとこさ平原地帯進出です。
 
クリムト…トスカニア平原地帯(30)に侵攻、勝利。
 
■第23ターン ★イベント…錬金術。
 
 お隣のジークさん家が留守故に、失礼を承知でお邪魔。
 
クリムト…ジーク領のニタラク丘陵地帯(29)に侵攻、勝利。
 
■第24ターン ★レプラス平原地帯(4)にロック鳥襲撃/イベント…氷結→捨て。
 
ロック鳥…シェルファ領のレプラス平原地帯(4)に侵攻、勝利。
ベルフレイム…バストラル領のグライナス平原地帯(6)に侵攻、勝利。
 
 東グラファス山岳地帯(24)の敵勢は、ジーク・聖戦士×6・騎士×1・魔術士×1・グリフォン×1・トロウル×2。決戦を仕掛ける程の余裕は無いので、大人しくしておきます。
 
■第25ターン ★モルソルン山岳地帯(31)に地震/イベント…錬金術。
 
 サイクロプス生産拠点が地震の直撃を受けましたが、既にグリフォンを召喚済で大事には至りません。本隊ではデビルロード×1を召集、オーガ×2を召喚。
 
■第26ターン ★イベント…妖精→千里眼と交換。
 
 妖精を忍び込ませる先はジーク。彼が所持する473SPは下から数えて2番目なものの、山岳地帯でサイクロプスの召喚を許さない意味合いがあります。
 
■第27ターン ★イベント…水晶玉。
 
 水晶玉の指定先もジーク。大地滅壊・領地交換・再行動から大地滅壊を無効にするも、クリムトからすれば怖くない策略。あと、トロウル×1を召喚。
 
■第28ターン ★イベント…祝福。
 
 更にトロウル×2を召喚で、クリムト・デビルロード×4・大悪魔×1・小悪魔×1・トロウル×3・オーガ×2の編成に。トロウルとオーガを鉄砲玉としてジークの元へ侵攻させて、精霊召喚やら再生等で徒にMPを減らさせてから、クリムトが悪魔たちを率いて有利な戦いを開始出来れば理想です。
 
■第29ターン ★クロエルン城塞都市跡(19)に大嵐/イベント…不穏。
 
 自然発生した大嵐に巻き込まれてジークの本隊が行動不能になった間に、バハムート大陸で最も恵み豊かな土地のギルフレイ平原地帯(37)に攻め入りたくても、相手がバーサーカー×1・ロック鳥×11では無理なお話。
 
■第30ターン ★イベント…呪縛(事件)。
 
 
■第31ターン ★イベント…襲撃。
 
 襲撃によりトスカニア平原地帯(30)を失い、現在位置のニタラク丘陵地帯(29)が孤立。退却場所の無い状態になり、少しでもジーク軍の戦力を削ぐような攻撃を加えておきます。しかし、最初に侵攻させたトロウル×3・オーガ×1は魔法を一切唱えてもらえずに処理され、続けて単独で侵攻したクリムトは精神魔法で召喚したサイクロプスが聖戦士×1を倒すも、退却が成立する直前に地の精霊魔法の復活を唱えられ、このターンのクリムト軍は無意味な行動を繰り返しただけに終わりました。
 
■第32ターン ★イベント…大嵐。
 
ベルフレイム…バストラル領の北カルミスタ森林地帯(7)に侵攻するも、強制退却。
 
 黒騎士×2・バーサーカー×10と楽に撃退出来そうな中立エリアを見付け、隣接するジーク軍が行動済なのを確認してから侵攻。
 
クリムト…ギルフレイ平原地帯(37)に侵攻、勝利。
 
■第33ターン ★イベント…呪縛(事件)。
 
 ここで大嵐によってジークの行動を封じて自領を守る手筈だったのに、まさかの呪縛で計画は台無し。
 
ジーク…クリムト領のニタラク丘陵地帯(29)に侵攻、勝利。
バルマー…ジーク領の東グラファス山岳地帯(24)に侵攻、勝利。
ベルフレイム…バストラル領の北カルミスタ森林地帯(7)に侵攻、敗北。
 
■第34ターン ★イベント…部隊成長。
 
 イベントを授かったのはモルソルン山岳地帯(31)らしく、該当エリアのユニットがサイクロプス×9・グリフォン×1になりますが、あまり嬉しくありません。無用の長物となった大嵐の発生場所を適当に探し、敵の旗をたくさん巻き込めそうなザクハルト丘陵地帯(13)を選択。
 
■第35ターン ★イベント…氷結。
 
 ギルフレイ平原地帯(37)からの収入により、デビルロード×1を召集。
 
■第36ターン ★テスカイア平原地帯(8)に地震/イベント…祝福。
 
 モルソルン山岳地帯(31)の陣容がサイクロプス×11・グリフォン×1まで強化されたことから、命令を軍事に変更。ジークと睨み合って動くに動けない本隊を支援してくれれば助かりますが、そう上手くいかないのが強制委任です。
 
エル=ウィン…パランニール島(12)に侵攻、勝利。
 
■第37ターン ★ワーグズ島(32)にロック鳥襲撃/イベント…水晶玉→氷結と交換。
 
 水晶玉でジークの領地交換・同盟締結・再行動から、再行動を無効に。
 
クリムト…シュワルベ密林地帯(38)に侵攻、勝利。
 
 この侵攻は軍事命令によるもの。
 
■第38ターン ★イベント…氷結。
 
 40ターンも近いのに未だ7人のマスターが生存中の遅い展開に、いらちなプレイヤーは痺れを切らしました。ジーク・聖戦士×6・魔術士×1・グリフォン×2・トロウル×2に、クリムト・デビルロード×5・大悪魔×1・小悪魔×1・トロウル×3で対決を仕掛けます。
 聖戦士に命中する這虫とデビルロードに命中しない地震により、ランクの差や精霊の存在を考慮してもこちらが有利なのは間違いありません。そして、被害をなるべく小さくしたいクリムト軍は策略の攻撃増強を投入し、その有利を決定的に。あとは、デビルロードの再生能力が生きるようダメージを分散させつつ、格闘と魔法で気ままに攻めている内に勝利。ジークが自ら都市や大地の精霊から離れてくれたのも楽に勝敗が決した一因で、マスターへの集中攻撃で簡単に済まさず、周りのユニットを全滅させてからジークを亡き者にする余裕もありました。意外な働きを見せたのがトロウルで、絶妙な位置取りにより魔法の矢を催促してMPを無駄遣いさせたようです。流石は高度な文明人。
 
クリムト…ジーク領のニタラク丘陵地帯(29)に侵攻、勝利⇒ジーク死亡、残りマスターは6人。
ベルフレイム…イジフミガト丘陵地帯(9)に侵攻、勝利。
 
■第39ターン ★イベント…領地交換。
 
 目障りなジークが消えて、東グラファス山岳地帯(24)のバルマーを標的にします。しかし、バルマー以下リッチーが10部隊もいては、死の呪文に耐えられるデビルロードと言えども正攻法では犠牲が必要になりそう。そんな訳でバルマー対策のお約束、マスターだけで乗り込ませました。普段なら手が空けば次々に悪魔召還を唱えるリッチーも、敵が1人だと右往左往するのはなぜでしょう。バルマーは斧2発で撃沈。
 
クリムト…バルマー領の東グラファス山岳地帯(24)に侵攻、勝利⇒バルマー死亡、残りマスターは5人。
 
■第40ターン ★イベント…祝福。
 
 小悪魔×2を召集。
 
■第41ターン ★イベント…英雄暗殺→氷結と交換。
 
 北に向かうとバストラル→ベルフレイム→シェルファの順、西に向かえばエル=ウィン→シェルファ→ベルフレイムの順でぶつかります。好敵手のベルフレイムと隣接したら先程のように睨み合いが続いてしまいそうなので、戦い易いエル=ウィンを先に倒しましょう。英雄暗殺でバレンチン・ヤマザー・ランツ・フェザーンから、エル=ウィンに恋心を寄せる吟遊詩人を狙い、暗殺成功。
 
クリムト…西グラファス山岳地帯(23)に侵攻、勝利。
 
■第42ターン ★イベント…部隊調略。
 
クリムト…南セレブラス森林地帯(22)に侵攻、勝利。
 
 エル=ウィン領に隣接。
 
■第43ターン ★イベント…盗人→妖精と交換。
 
 ジークとバルマーを打ち破り、中立エリアでロック鳥×3・サイクロプス×1・グリフォン×6・エルフロード×12を全滅させ、妖精は使う機会がありませんでした。その妖精と交換した盗人は大富豪のバストラルに送り込み、249LPを横奪。これで327LPになり、デビルロード×3を召集します。
 
■第44ターン ★ローランド平原地帯(1)に疫病/イベント…英雄離反。
 
 ターンの開始と同時に、999から減っていないSPに気付きます。モルソルン山岳地帯(31)は第37ターンにサイクロプスの集団がシュワルベ密林地帯(38)に侵攻しましたが、召喚作業用の部隊を残していたので改めて軍備を命令し直していました。これは多分、その密林地帯かバハムート大陸中央の山岳地帯を獲得したことにより、召喚の優先度が変わったのでしょう。そこで強制委任下にある全領地、南ウンバール湿原地帯(21)で維持のトロウル×2と、ニタラク丘陵地帯(29)で維持のトロウル×1と、モルソルン山岳地帯(31)で軍備のサイクロプス×3・グリフォン×1と、シュワルベ密林地帯(38)で軍事のサイクロプス×11の命令を、CPUの思考に制限を与えない委任に変更しました。もう好きにして。
 エル=ウィンが雇用のヤマザーを狙った英雄離反の失敗を契機に、エル=ウィン・エルフロード×8・ユニコーン×2・ケンタウルス×1へ、クリムト・デビルロード×9・小悪魔×2で侵攻。悪魔に有効な攻撃手段を持たないエルフ族に遅れを取るはずはないとの楽観は、炎の壁によって無惨に打ち砕かれます。半死半生となったクリムト軍は、戦場の西に広がる海を経由しての退却で何とか生き延びられたものの、逃げ足の遅かったデビルロード×3・小悪魔×2が魔真空刃に切り刻まれてしまいました。
 
■第45ターン ★イベント…氷結。
 
 ピロリンと嫌な予感のする音色を響かせて、先手を取ったエル=ウィンが奇襲攻撃による反撃。しかし、爆裂攻撃や部隊調略と肩を並べて致命傷を与える策略にも慌てず騒がず、クリムト軍はHP全快のデビルロード×6が揃っており奇襲攻撃程度で相性の悪さは埋められません。魔法の鎧を着込んだエルフロードの固さには難儀しましたが、ダメージが大きくなれば後方に一時撤退、再生で補って戦列復帰を繰り返せば次第に敵の総数は減少。そうしてエルフロードの姿を消してから、エル=ウィンにマヒをお見舞いして返り討ちです。
 
エル=ウィン…クリムト領の南セレブラス森林地帯(22)に侵攻、敗北⇒エル=ウィン死亡、残りマスターは4人。
 
 エル=ウィンの死亡でもぬけの殻となった北セレブラス森林地帯(17)は、幸いにも行動可能なデビルロード×1がいて、我が物に出来ました。
 
クリムト…北セレブラス森林地帯(17)に侵攻、勝利。
クリムト…ビスティッツ森林地帯(39)に侵攻、勝利。
 
■第46ターン ★イベント…水晶玉→氷結と交換。
 
 前ターンに行動不能だった残りユニットを北上。
 
■第47ターン ★イベント…回復→捨て。
 
 エルフロード×1・サーペント×7・ユニコーン×4に部隊調略を仕掛け、安全勝利。
 
クリムト…パランニール島(12)に侵攻、勝利。
 
■第48ターン ★イベント…再行動。
 
 デビルロード×1を召集。
 
■第49ターン ★イベント…大嵐→捨て。
 
 更にデビルロード×1と小悪魔×2を召集し、大陸北部への上陸準備が整いました。
 
■第50ターン ★イベント…祝福。
 
クリムト…ローランド平原地帯(1)に侵攻、勝利。
 
 黒騎士×4・バーサーカー×5・ロック鳥×3を地形の活用と停止の駆使で撃破し、シェルファ領と隣接。
 
■第51ターン ★イベント…攻撃増強→再行動と交換。
 
 シェルファから要請された7ターンの同盟を拒否しつつ、水晶玉で奇襲攻撃・部隊召喚・瞬間移動から奇襲攻撃を無効に。あと、誰もいないナースホルン平原地帯(2)を頂き、シェルファをこれでもかと苛めます。
 
クリムト…シェルファ領のナースホルン平原地帯(2)に侵攻、勝利。
 
■第52ターン ★イベント…攻撃増強。
 
 シェルファにとって最後の砦のレプラス平原地帯(4)に出陣して、シェルファ・黒騎士×4・魔術士×6+部隊召喚で呼び出されたロック鳥との戦闘。英雄は頼りないファンブルとサージ・ブーで、魔術士は簡単にマヒしてしまい、水の精霊の射撃も魔法もクリムト軍のHPは奪えないのですから、勝敗は戦う前から決しています。しかも、デビルロードが黒騎士に放った停止で有効範囲に居合わせた混沌の大魔術師がまんまと巻き込まれる、恥ずかしい失態のおまけ付でした。
 
クリムト…シェルファ領のレプラス平原地帯(4)に侵攻、勝利⇒シェルファ死亡、残りマスターは3人。
 
■第53ターン ★イベント…不穏。
 
 バストラルから5ターン、領地が隣り合わせになったベルフレイムから7ターンの同盟要請はそれぞれ却下。また、長らく寝かせた領地交換で中立エリアのムルバース密林地帯(5)と自領のビスティッツ森林地帯(39)を入れ替え、大陸の端っこで所在無げにしていたサイクロプス集団を援軍として前線に迎え入れておきます。
 
■第54ターン ★イベント…領地交換。
 
 グライナス平原地帯(6)を守るベルフレイム軍のドラゴン×8+部隊召喚のロック鳥に対して、クリムト・デビルロード×6・小悪魔×1+策略の攻撃増強。最初は防御に専念してブレスを好きに吐かせ、HPを十分に消費させたら停止→突撃し、確実にとどめを刺していきます。退却を試みた部隊の足止めに、遅滞も役に立ちました。小悪魔すら生き残らせつつドラゴンが全滅の、完璧な結果です。
 
クリムト…ベルフレイム領のグライナス平原地帯(6)に侵攻、勝利。
 
■第55ターン ★イベント…呪縛(事件)。
 
 
■第56ターン ★イベント…水晶玉。
 
 呪縛が解けた瞬間に透かさず、ドラゴン×4・バシリスク×4を率いるベルフレイムへ侵攻。攻撃増強がもう1つ残っていた為、巨龍狩りは難無く終了します。先程と同じく、被害も受けていません。
 
クリムト…ベルフレイム領のテスカイア平原地帯(8)に侵攻、勝利⇒ベルフレイム死亡、残りマスターは2人。
 
■第57ターン ★イベント…大嵐。
 
バストラル…クリムト領のグライナス平原地帯(6)に侵攻、勝利。
クリムト…バストラル領の北カルミスタ森林地帯(7)に侵攻、勝利。
 
 序盤のジークには手を焼かさせるも、バルマー・エル=ウィン・シェルファ・ベルフレイムを軽々と屠り、あとはバストラルを残すのみ。彼の唯一の領地を偵察すると、バーサーカー×4・ユニコーン×1・ケンタウルス×3に加え、ガーディアン×2を抱えていました。我が軍の本隊は召集ユニットの魔法に頼りきりで肉弾戦用の戦力を持たず、有効な対策を立てられません。エンディングを間近に問題発生です。
 バストラルがグライナス平原地帯(6)からクリムトが攻めて来た道を逆流し始めると、付近のエリアに守備部隊がおらず最悪の展開。そこで手元にあった領地交換を使用し、なぜか北セレブラス森林地帯(17)に見付けたサイロクプス×4・グリフォン×2・トロウル×2を、レプラス平原地帯(4)に移動させて防御壁を設置しました。ただし、この局面では自領から大して強くないユニットを防御壁として動員するより、ガーディアンと言えども粉砕困難なモンスターがいる火山地帯や遺跡地帯の中立エリアを移動元に選択した方が賢かったかもしれません。
 
■第58ターン ★イベント…妖精。
 
 妖精を使用。水晶玉も使用、強制退却・瞬間移動・同盟破棄から強制退却を無効に。
 
■第59ターン ★イベント…部隊成長。
 
 別動隊と連携が取り易くなるよう、本隊を北カルミスタ森林地帯(7)に移動。
 
■第60ターン ★南ウンバール湿原地帯(21)に疫病/イベント…部隊調略。
 
 部隊調略で寝返ったガーディアンがバストラルに突撃…いやいや、クリムトはそんな卑劣な真似をするような大魔王ではありません。ここは正々堂々と雌雄を決しましょう。バストラル領を取り囲むサイクロプス集団には軍事を命令しているものの、各エリアからの波状攻撃は期待薄。そこでサイクロプスたちの指揮権を得るべく、クリムトが自らムルバース密林地帯(5)に赴きます。
 
■第61ターン ★イベント…襲撃。
 
 領地交換によってバハムート大陸の一番奥まったエリアから担ぎ出されたサイクロプス×10が、強制委任の束縛から解放されました。全部隊がランクDと戦場では危なっかしそうですが、玉砕との引き換えにガーディアンを1部隊でも倒してくれれば御の字の局面なので、犠牲を厭わずにバストラルの本拠地へ。
 
 第57ターンから陣容変わらずのバストラル軍は装甲強化を使い、サイクロプス自慢の攻撃力は目に見えて低下。しかし、サイクロプスたちはランクDとは思えない命中率の高さを見せ、素晴らしいことに1ターン目にしてガーディアン×1を倒します。クリムトは2ターン目にバストラルが放棄した都市を陥れたところでガーディアンに密着されてしまった為に退却しますが、ここまで進めて頓死しては洒落になりませんから止むを得ない判断でした。
 第4ターン開始時の生き残りは、バストラル・バーサーカー・ガーディアン・ケンタウルスに対し、サイクロプス×4。バーサーカーとガーディアンが無傷同然で、サイクロプスは指揮官を失った上に実質戦力が2部隊だけと、形勢は不利に。ただ、バストラルが奮闘し過ぎてHPを半減させていたのが運の尽き。第5ターン、バーサーカーとガーディアンの突撃を食らわずに済み最後に残ったサイクロプス×1が、瀕死のバストラルにこん棒を命中させます。それは主役のデビルロードを差し置いて、脇役のサイクロプスが終演を飾った瞬間でした。
 
クリムト…バストラル領のグライナス平原地帯(6)に侵攻、勝利⇒バストラル死亡、クリムトが大陸の覇者に。
 
 
■あとがき 所要時間:2時間30分
 
 中盤まで大事件に遭わないで進行し、リプレイに書くことが無さそうで止めた経験を幾度かさせられたクリムト。今回は序盤の襲撃・中盤の炎の壁と奇襲攻撃・終盤のガーディアンと、荒れに荒れました。CPU同士の争いが非常に少なく、ガイラムを除くマスター6人を自分で倒せたのも珍しいでしょう。用途の限られる策略を効果的に使用出来たり、何気無く蒔いた種が絶好の場所に花を咲かせたりと、普段は表舞台に姿を現さない領地交換とサイクロプスが存在感を発揮したのも印象的。特に後者の思いもよらぬ大活躍は、それまで積み重ねてきた悪魔たちの強さが霞んでしまいました。サイクロプス、凄し。
 
 
 
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