──2009年──
 
⇒目次 ⇒2008年 ⇒2010年 ⇒表紙
 
  
■1月5日 旧年と新年の迫間。
 
 2日には約12時間を夢の中で暮らし、3日には素面なのに歩道にそびえる標識の鉄柱に頭を激突させた程、惰眠を貪って憚らなかったここ数日。毎年恒例のM-1グランプリの感想は少ししか書いていませんし、これまた毎年恒例の年賀状に至っては少しも出来ていない身分で、大した余裕です。昨年にやっておくべきだった所用はメールへの返信や慶事のお祝いの郵送も残っており、段取り良く用事を消化する手際を持ち合わせないのが窺い知れます。
 年賀状は5年程、三が日に届くように投函していました。また、例年は2007年10月20日分に記したようにイラストの題材を随分と前から見繕ってきたにも拘らず、2009年分は未だに何を描くかも決まっていません。なおざりな現状に怒りをぶつけたい思いですが、全ては自分が原因なので撤回しました。
 
 せめて、下拵えに住所だけでも書いておけば…と、昨年の自分を嘆きつつ今から取り掛かります。
 
■1月27日 7回→2回→何回。
 
 この上無く苦手なのに、2007年は7回も通りすがりに頼まれてしまった道案内ですが、昨年は幸いにも1勝1敗の僅かな回数で済みました。路上を歩いている時間、つまり当イベントの発生条件は1日30分くらい長くなったはずなので、大幅減だと評価しても過言ではありません。2007年7月28日に宣言した、声を掛けにくい雰囲気作りが成功したのでしょうか。いてこますぞ、こら。
 
 望みが叶ったのだから素直に歓迎すべき、なのにどこか物足りない気分なのを否定出来ません。物凄く方向音痴な癖に道案内を頻繁に頼まれる境遇から卒業するのって、実は何だか惜しいのです。
 
■2月5日 献血検査結果を即確認。
 
 献血の血液検査結果は葉書より先にモバイルサイトで確認可能な件。普段なら数ヶ月後の次の機会が今回は本人も意外な程に早く訪れたので、疑問をきちんと調べておきました。
 
 
・日曜日 14:00…献血ルームで成分献血
・火曜日  1:00…未アップロード
・水曜日  1:00…アップロード済
 
 
 葉書だと一週間前後は待つ必要があるものの、ウェブ上では2日強で見られる様子。なんて便利な世の中なのでしょう、これで献血から葉書到着までのやきもきする時間が大幅に短くなりました。ありがとう、けんけつちゃん。
 
■2月11日 M-1グランプリ回想。
 
 M-1グランプリ2008の感想です。過去は2007年分から遡れます。
 
 
・ダイアン 
 前回の「カブトムシの幼虫」のような脈絡欠如のボケが無くなり、一貫した流れのある洗練された漫才になりました。それでも、長い前振りや相変わらず不明瞭な滑舌と、まだマイナス点が目立ちます。70点。
 
・笑い飯
 マンネリを逆手に取った新発想の意外性が高く、ここ数年間の不振は今回の伏線だったのかと好意的かつ強引な勘違いをさせる程の威力が。ただ、元に戻ってしまった後半が減点。80点。
 
・モンスターエンジン
 引き出しが多く器用なはずなのに、凡庸な設定に走ったのが惜しい。自分たちのポテンシャルを十分に発揮出来ていませんでした。60点。
 
・ナイツ
 駄洒落が単体では決して面白くないように、言い間違いのみで大笑いする人は少数でしょう。そうなると肝はツッコミになりますが、言葉選びに工夫が全然足りません。全国ネットのゴールデンタイムに苦笑するしかない下ネタを用いたのも、事前番組での言動と矛盾しています。65点。
 
・U字工事
 偶然にも群馬・栃木・埼玉・茨城の位置を正確に覚えたばかりで、余計に楽しめました。それを差し引いても、強い方言で喋っているのに聞き易く、奇をてらわず正当派で通したのが好印象。無駄を省いた振りが退屈させず、密度の高いボケに外れも無かったですね。80点。
 
・ザ・パンチ
 お笑い芸人は人を楽しませる職業ですから、その言葉遣いには注意を払わないと。落選組と視聴者に失礼な程の醜態でした。40点。
 
・NON STYLE
 ボケとツッコミの主従関係を崩さず最後まで突っ走る割に、見る側を置き去りにしない力量は立派。しかし、彼らの特徴である自己ツッコミをしつこいと捉えてしまい、主観的評価は伸びず。70点。
 
・キングコング
 最初の「イェイイェイ」の時点で結果確定。ブラックマヨネーズが「ヘイヘイオーライ」を、チュートリアルが「テカテカ」を、NON STYLEが「白」を封印したのと反対なのが象徴的です。60点。
 
・オードリー
 特異なキャラクター頼りの大雑把な漫才なのかと思いきや、意外なまでの緻密な運びに驚き。ボケとツッコミの一辺倒ではない、様々な笑いにお腹いっぱいでした。所々の空振りはご愛敬でしょう。80点。
 
 
 以下、最終決戦。
 
・ナイツ
 聞く者に優しい声量の調節と、一呼吸も乱れない完璧な掛け合いに、研ぎ澄まされた実力が伝わってきます。それでも自分の受けた感覚は、世界的なマジシャンに素人でも出来るトランプ当てをされた如し。言い間違い+ツッコミ=笑いのスタイルだと、関西若手の銀シャリの方が巧みでは。65点。
 
・NON STYLE
 一つ一つの笑いに新鮮味は感じませんが、ボケ→ツッコミ→自己ツッコミ→ツッコミが矢継ぎ早に繰り返されることで、十分にカバーはしていると思います。去年のキングコングが目指していた形がこんな風なのかなと。ところで、ツッコミの「ふいんき」は誰か注意してあげましょうよ。75点。
 
・オードリー
 両腕のジェスチャーにより表現される、大衆のダイナミックな様子に爆笑。耳障りに感じていた「ウィ」が実は伏線だったとは、お腹を痛めつつ感心しました。85点。
 
 
 三連単予想はモンスターエンジン→敗者復活→笑い飯で、自身の予感を裏切らずに例年通りの大外れに終わりますが、審査員の評価に違和感を感じたのは初めて。それにも増して今回の放送で不満だったのが、演者側の都合も抜かれる側の都合も無視したスイッチャーです。前者の体を使ったボケを撮り逃したり、後者の素の顔を映し出したりで散々。普通は失敗したら控えるのに最後までその姿勢を貫いたのと、2年前に同様の指摘をしているのが余計に腹立たしい。同制作局で1月放送の関西ローカル『ABCお笑い新人グランプリ』では有り得ないのに、いい加減にして。
 
■2月18日 うがい始めました。
 
 昨年は最大瞬間体温39度の発熱を、3月に続き10月にも体験して大弱り。昔から体があまり強くない自分にとっては年に一度の風物詩、裏を返せば二度目は起こらないと言う経験則を信じ込んだのが元凶です。そこで今冬は蔑ろにも程がある自身の体調管理を改め、生まれて初めての試みとして帰宅後のうがいを欠かさないように努めました。気休めに近い行為だと思っていたところ、そうでもないよと偉い人が仰っておりましたので。
 
 毎日のうがいに全面委任した今冬の行動改革は、2月10日から12日まで最大瞬間体温39度の発熱に苦しめられる、非常に残念な結果に。インフルエンザではなかっただけ、ヨカッタネ。
 
■2月28日 皆がセバスチャン。
 
 生年月日が一致した縁で親近感を持った、F1ドライバーのセバスチャン・ブルデー。デビューイヤーの昨年は、結果はともかく過程を抽出すれば合格点だったのに、同僚のセバスチャン・ベッテルが歴史的な活躍を見せた割を食い、芳しくない評価に落ち着きました。これに所属チームの資金難も加わり今年の参戦が危ぶまれましたが、3週間前に無事残留の報が。僅かに先輩のベッテルと違い今度の同僚──セバスチャン・ブエミは新人ですから、F1人生が決する勝負の年になるでしょう。
 ただ、この一つのシートを争っていた最有力候補が、昨シーズンの早々にスーパーアグリF1チームと共にコース上から姿を消した、佐藤琢磨で。彼の再帰への期待が大きかった分、素直に祝福の拍手を送れないのが正直な気持ちです。ブルデーがブエミに完敗→シーズン途中で更迭→琢磨復帰となれば…もう、同じ誕生日の人になんて罰当たりな。
 
 ここは奥の手、セバスチャン・佐藤への改名で奇跡を呼び起こしましょう。あまりにあまりのセバスチャンな現状にイタリアチームの大らかさが相俟って、一戦くらい取り違えて乗せてもらえるのでは。
 
 
  
■3月16日 忘れる方が難しい。
 
 低空飛行を維持する日本の内閣支持率と平均株価に反して、3月における如月さんの体温は乱高下。35度台から38度台まで上を下への大騒ぎで、平均体温より大幅に低くなっても体調に異変を感じるのは新発見の初体験でした。2月18日分で自重気味に発熱履歴を書いたばかりなのに、今年は体温計とは離れられない深い関係になりそうな気配です。
 これに加えて、昨年12月から肌にもアトピーの全盛期を思い起こさせる症状が。治りかけて安心させてはぶり返して不安がらせるを繰り返し、今は心身共に少し弱っているのかもしれません。つい先日、10年以上使用中のキャッシュカードの暗唱番号を初めて間違え、2回の再挑戦も空しく窓口で余計な手続きをする羽目になったのも、この長引く体調不良が原因に決まっています。
 
 いや、もう、あの時は自分で自分に呆れ顔でした。ATMを前に、人の列を後ろにして、頭の中に一足早い春が訪れたようです。
 
■3月22日 ダライ・ラマもお使いに。
 
 以下の引用は、3月21日の朝刊より。ウェブでも読めます。
 
 
 チベット社会には、近い将来、中国の体制が大きく変わるとの希望的観測もある。しかし、演説の締めくくりで、ダライ・ラマはこう言った。
「最善を望んで最悪に備える」
「苦闘がさらに長く続く場合の準備もしておく必要があります」

 
 
 この文面が視野の中心を通った瞬間、随分と前に解決済の疑問で、その後は一度も必要とされなかった知識として記憶の端っこに追いやられていた「最善を祈り最悪に備えよ」が思い出された如月さん、ほのかな感動を覚えたそうな。演説の日付は今月10日とのことで、かのダライ・ラマ14世より2年以上先んじた先見の明にうっとりです。確かに言い回しが微妙に異なりますが、恐らく翻訳の問題でしょう。
 
 尚、流石に今回は『花衣夢衣』の時みたく、真似されたなんて誇大妄想は抱きませんでした。
 
■3月29日 関西テレビのF1予選。
 
 日本グランプリの開催地がトヨタのお膝元である富士スピードウェイに変わった影響か、関西地方でもトヨタの一社提供でF1の予選中継が見られるようになったのは、2007年のこと。その舞台が鈴鹿サーキットに戻る今年の地上波放送は…と覚悟していた開幕戦は、良い意味で予想を裏切ってくれました。ホンダの完全撤退に佐藤琢磨のシート喪失と、F1界における日本勢の暗い話題も重なってしまい、絶望視していたのは私だけではありますまい。
 ただ、実際の放送を見ると不安が増した程で、提供クレジットが無い上にCMの全てが自局の宣伝だったのです。午前3時40分からと言う僻地的放送時間を差し引いても、こんな調子ではいつまで続けられるのやら。1週間後の次戦も午前1時45分から割り当てられており、開幕戦等の主要グランプリだけ特別に放送したとは思えませんが、盲信は禁物だと自分を戒めました。
 
 それはそれとして、頑なに予選無視の態度だった数年前と打って変わった関西テレビの姿勢には、ほんのり感動です。
 
■4月7日 いたづらといたずら。
 
 同音異義語で、無益を意味する「徒」は「いたづら」と、ふざけた行為を意味する「悪戯」は「いたずら」と書く──そんな嘘知識を自分でこさえて自分で騙されていたのは、自分でも信じ難い神秘体験です。当人も知らぬ内に思い込んだ過ちが正されるまでの数年間、他人にひけらかしたりせずに済んだのは不幸中の幸いでしたが、どうしてこのような恥ずべき事態が引き起こされたのでしょう。誰かに教えられたり、何かで読み聞きした訳でも無いのに。
 思い込みの開始は1993年くらいで、ラジオ番組のオールナイトニッポンを聞き出した頃。以上の状況証拠より、後者における当時の月曜日第一部と金曜日第二部のパーソナリティに全責任があるのではと推測しています。一見無関係ですが、このご両人の名前を記せば納得して頂けるでしょう。
 
 それは「加藤いづみ」さんと「橘いずみ」さん。どっちがどっちなのか、よくこんがらがっていましたもの。
 
■4月24日 書き手の勝手。
 
 新聞には付き物の、読者から投稿された何気無い話題のエッセイ。そこで家庭内の恥部やトラブル、または進学・就職・出産・病気等の個人情報が本人以外に晒されていると、どんなに幸福だったり愉快だったりしても、嫌な感情が芽生えてしまいます。もしも自分が晒された当人だったら、投稿者のデリカシーの無さに怒りを覚えるから。
 これがインターネット上の個人サイトの文章であれば、あまり気になりません。書き手は仮名かつ住所不明が当然で、読み手は脚色込みを前提として捉えますし、読者の数も知れていますから。しかし、新聞紙上に掲載されるのは話が全く別。実名と在住市町村が一緒に公開されているのが大半で、創作だと断りでも入れない限りは確かな事実として扱われ、全国紙ともなれば桁違いの人に読まれるのですから。精神を土足で汚されるかのよう、と例えても過言ではありません。
 
 採用の際に、新聞社から投稿者への本人確認は行っているでしょうが、文中の登場人物に対する掲載許可までは不可能だと思われますし、この件に由来の争いは少なくないと睨んでいます。
 
 
  
■5月3日 isao→DTI→@nifty.
 
 ウェブログでの予告通り、10年間利用してきたプロバイダを4月末で解約しました。乗り換え先は@niftyのイー・アクセス12Mで、ドリームキャストでも無事に開通を迎えられています。新しいレンタルのモデムがスプリッタ内蔵タイプなのが災いし、10メートル分のモジュラーケーブルを別途用意する手間を求められましたが、ちょうど在庫処分で大手メーカー品が300円で買えましたし、不問と致しましょう。横置き禁止で今までの場所に置けないのが、玉にキズ。
 
 数多い候補から@niftyを選んだのは、初期費用無料+最大2ヶ月無料+21000円キャッシュバックと言う、両の瞳に「¥」を並べての行動なのを否定出来ませんが、最初の電話の応対と回答に恵まれたのが理由の本質です。マニュアルに記載が無いであろう特異な環境からの質問にも、迅速的確丁寧に答えてもらえて助かりました。知りたかったのはモデムが自動設定可能かで、2008年1月〜現状のアッカ12Mではケーブルを繋ぐ以外の作業が不必要だったんですけど、2002年2月〜2008年1月まで使ったイー・アクセス8Mでは自力でID等を入力する必要があったんですね。ここを押さえれば大丈夫と踏み、駄目そうなら特典を1ヶ月無料+出張設定の方にと思いまして。
 結果は現状のモデムは自動設定対応で、後からの連絡で特典変更も可能との回答に。初期費用も違約金も存在せず、試しに契約して問題があれば即解約の選択肢が許されたのも、その場での手続き開始に一役買いました。キャッシュバックが振り込まれる時点では1万円程の黒字になるのも併せて、そんなに利用者側に有利な仕組みで利益が出せるのか、会社の契約戦略が心配です。
 
 乗り換え先を決めたのが3月下旬で、次回に以降の流れを。ドリームキャストでウェブから手続きすると文字化けや不具合が起こるだろうと各社に電話することになり、1年前のADSLの回線変更とは面倒の質が違いました。
 
■5月12日 isao→DTI→@nifty(2).
 
 前回の続き。最初の電話から数日経って、@niftyから各種案内に冊子同封の「スタートキット」が到着。メールアドレスが既に発行されていたので試すと、isao.netからDTIへの移行で生じた問題と同じメールアカウントの文字数制限により、メーラーでの使用は不可能でした。ヤフーメールの外部メールによる確認は出来ますし、インターネットへの接続以外のサービスには期待していなかったので、これはマイナス要素にはなりません。支払い用のクレジットカード情報を返送して、次の展開を待ちます。
 やがて、イー・アクセスから「他社ADSL回線撤去のお願い」が送られてきて、開通予定日が約2週間後の4月20日だとわかった為、当月でのDTI解約を決定。現行は月単位末日締めの契約で、乗り換え先は開通月と翌月が無料となれば、5月1日に同日工事が好都合だと算盤を弾きます。解約には書類が必須で25日までに手続きを終えねばならず、工事日の指定期限は7営業日前ですが、よっぽどの不手際が発生しなければ大丈夫でしょう。カスタマーサービスに電話して書類を取り寄せ、数日で手元に着き即日投函。
 
 4月9日付「退会手続き受け付けのお知らせ」のメールを確認した数日後、再びDTIのカスタマーサービスに電話。回線撤去日を5月1日に指定しつつ、恐らく自分の思い通りだが確信は持てない「撤去日を解約日以降にして余分な支払いを請求されないか」「TRACK-BACKブログは使えなくなるのか」をついでに質問。どちらにも肯定が返される予定調和ながら、後者は一旦受話器を置く間があったことは付け加えておきます。実際、メールアドレスは消滅したにも拘らず、それと同じ文字列によるログインが今日現在も可能ですし。
 時を置かずに、今度はイー・アクセスのビジネスオペレーションセンターに繋ぎ、回線撤去日が5月1日になった旨を伝えて、考えられる手続きは完了。その後に問題も起こらず今に至っていますが、@niftyから開通予定日を知らせる葉書が来たのは4月30日で、肝心のモデムなんぞその翌日と、当初の予定から遅らせた割に後手気味の対応は気にならなくもありません。以上、ドリームキャストだけでインターネットに接続中の立場で、isao.netのアッカ12Mから事業を承継したDTIを経て、@niftyのイー・アクセス12Mに乗り換えるまでの一部始終でした。
 
 この一ヶ月強の間に必要だった4回の電話は全てフリーダイヤルで、経費と言えば解約の書類と古いモデムの返送料、計980円だけ。ほんの僅かに月額料金は上がるものの、前述の無料期間とキャッシュバックによる補填で赤字化は遥か彼方、単純計算で20年先です。今年の冬に携帯電話の会社を乗り換えた時にも感じましたが、利用者を増やそうと様々な特典を打ち出す現在の通信業界において、各社の比較や手続きが面倒なのは否めないとは言え、決まった一社と契約を続けるメリットは探すのが難しいですね。
 
 次回も同話題より、乗り換えて変化した事柄を。
 
■5月19日 情報復旧サービス終了。
 
 昨年7月30日のウェブログで心配した、ドリームキャストの接続情報復旧の終了が発表されました。セガがゲームハードから撤退して8年も経過しており、終わる淋しさよりも長らく続けてくれた感謝の方が上回る反面、その日時は残り一月を切った6月15日とのこと。最初のアナウンスでは今年の夏まで全てがそのままと受け取れる内容だったのに、1月末に予告無くサービスの統合を始めてユーザー離れを引き起こした反省は生かせなかったようです。電話口で解約の理由を訊かれた時にこの辺りの悪印象を指摘したのが、自分だけだったとは到底思えないのに。
 
 接続情報復旧が終了するデメリットは、ドリームキャストの仕様でインターネットへの接続が不可能になることで、上記リンク先に詳しく。何らかの要因で自然に消えてしまったとは聞きませんし、頻繁に初期化と復旧を繰り返す必要性も認められませんが、これでガラスで出来たかのように壊れ易い本体を故障→中古購入→初期化→情報復旧で乗り継いできた、今でもドリームキャストでインターネットに接続する僅かな人たちも、遠からず絶滅だと言えましょう。良いきっかけ、とも。
 また、インターネット上からファイルをダウンロードしないと100%遊び尽くせないものが非常に多かったのが、ドリームキャストのゲームソフトにおける今も昔も変わらぬ泣き所。これが純粋な意味での追加要素なら大歓迎ですが、単なる解除キーが大半なので迷惑だった記憶ばかり思い浮かびます。それ故に大方の公式サイトが閉鎖された現在でも、個人が配布しているファイルを得る為にダイヤルアップで繋ぐ、なんて話は珍しくありません。具体名は挙げられないものの、情報が記録された本体でないとオフラインのプレイすら支障が出る作品も存在するのでは。
 
 今日書くはずだった話題が飛んでしまう程の、大きな発表でした。
 
 
⇒2011年1月29日 情報復旧サービス未終了。
 
■5月28日 isao→DTI→@nifty(3).
 
 不意の発表に前回飛んでいった、プロバイダとADSL事業者の乗り換えでドリームキャストに起きた、環境の変化について。
 
 前のアッカは巷で評判の悪いモデムに当たったせいか、苦情を入れる程ではなかったものの不満はありました。リンク速度は1倍半になったのに実測速度は遅くなるわ、最初のリンクアップまでに妙な間が生じるわ、電源を適度に切らないと接続不能に陥るわで、月額料金が半額になった以外は悪化し放題。前の前のイー・アクセスにおいても、現在のページと同じドメイン以外のハイパーリンクをクリックしても繋がらなくなる症状が、1時間置きに1分程度の頻度ながら最後まで直りませんでした。乗り換えから一月弱が経過の現在、このような不具合には遭遇していません。
 イー・アクセス8Mでは約350kbpsで、アッカ12Mでは約300kbpsに後退した実測速度は、イー・アクセス12Mで約650kbpsに向上。ただ、ウェブログでちらりと零した「proxy.dricas.comを使うとADSLの回線速度が倍に」により、このisao.netのプロキシサーバーが停止されてしまった2004年3月までは約700kbpsを記録しており、元の速さまでは戻れていません。@niftyが提供するfilter.nifty.comを試してみても、計測場所によって速くなったり遅くなったりで、同様の効果は無さそうですね。
 
 次回は数少ないながら存在する、乗り換えで生じたデメリットを。
 
 
  
■9月2日 移転に纏わるお願い。
 
 突然の弔事で6月が、サイトの移転作業で7月が瞬く間に過ぎ、2003年の3月に日記を始めてから最も間隔が開いてしまいました。以上の説明だけでは一月分の空白が生じますが、ここは如月時間で誤魔化せると確信しています。
 
 移転は4月24日のウェブログにて触れた通りの理由で、悲しくも今年の10月26日に終了とのこと。悩ましかった移転先は、「バックアップ用にファイルを保存してきた場所」「もう一つのサイト」「新規作成したアカウント」の候補から、真ん中を選択しました。偶然にも4月に今まで保存していなかった画像を含めて大々的なバックアップを行っていたこともあり、素直に候補1を選んでおけば小さな手間で済んだものの、そこのアカウントが小っ恥ずかしいと言う思いもよらない足枷が立ち塞がりまして。保存のみに使用するから誰の目にも止まらないと、登録確実の変な文字列を入力したのが災いの元です。
 例によって例のごとく、この大型事業に旧世代ゲーム機のドリームキャストだけで取り組みましたが、文書ファイルに限れば大した労力は必要ありません。geocities.comへ→ファイルを開く→コピー→geocities.jpへ→ペースト→履歴で戻る→ファイルを開く→コピー→履歴で戻る→ペーストを鮮やかな指捌きで繰り返せば、1ファイル当たりの所要時間は数十秒で済みますから。難敵として残る画像ファイルは、かつてはドリームキャストユーザーにおける心の拠り処として名高かったのに、今や「まだあったの?」な存在のTransloaderで次々に転送。場合によっては、お知り合いから寄せられたご厚意に甘えるつもりだったものの、無事怪我も無く自力で移転を完了出来ました。ヨカッタネ。
 
 更新作業の効率化を計ってサブディレクトリとファイルの構成を大幅に変更し、古いファイルを見直してタグの打ち間違いやデッドリンクの修正を行いました。その為、却ってリンクミスとレイアウト崩れが増えたかもしれない為、お気付きの点があれば連絡を。
 
■9月25日 isao→DTI→@nifty(4).
 
 4ヶ月振りになってしまいましたが、前回に予告したプロバイダの乗り換えで生じたデメリットを。
 
 まず、月額料金が1944円から2092円に。とは言え、これは初期費用無料+最大2ヶ月無料+21000円キャッシュバックにより、損した気分にはなりません。仮に上記特典が無くても、12Mで据え置きなのに速度が大幅に向上したり、頻繁に切れていたのが滅多に切れなくなったり、回線品質が良くなって満足でした。
 次に、モデムへのログインが不可能に。これは真剣に調べていないので話題に出すのを後回しにしたのですが、当日記を読んで全く同じ環境から乗り換えた方も仰っており、ドリームキャストからWD701CVへのログインは不可能なのでしょう。開通と利用の障害にはならないものの、人によっては気に障るかもしれません。
 
 今までに感じたデメリットはこの2つだけで、パソコンを使用せずにドリームキャストだけでプロバイダを乗り換えた一部始終は、ありとあらゆる面で乗り換えて成功が結論になります。これから先、意見の覆る出来事が起こりませんように。
 
 
 おまけに、ウェブ上からのキャッシュバックの口座登録に関して。@niftyのページは大半が文字化けで閲覧に一苦労ですが、自力で試してもログイン画面が文字化けする以外に問題無しで、また最初の電話においてサポートへの電話からでも登録出来る旨の案内が訊かずともありました。
 
■10月8日 テンプレートの不具合。
 
 サイトの移転に伴って既存のリンクを修正していると、今になってtrack-back Blogの不具合が見付かりました。ここではテンプレートの自由な編集が出来るスキンを選び、スタイルシートに非対応のドリームキャストからでも見栄えが悪くならないように努めたのですが、そのテンプレートのリンクを直して保存をクリックすると「ホストが見つかりません」に。4種類あるテンプレートの中で「1記事」だけに起こるのが謎で、「メイン」「コンテンツ」「アーカイブ」ではJava Scriptをオフにしておけばきちんと処理されるのです。
 症状の解決策をうんうん唸りながら厳かに考えていると、ふと2007年11月24日のウェブログが閃きました。iswebでの保存が不可能になった原因はSSLとファイルサイズにあり、調べると「1記事」はコメントの記述で他の倍も大きいことが発覚。纏めると、この不具合はドリームキャストのブラウザにおけるSSLでのフォーム送信能力の限界から起きており、恐らく4年弱前の制作当時にはログイン以降の暗号化がされていなかった故に、特に障害無く「1記事」のテンプレートも保存が出来たのでしょう。
 
 ここまで理解が進んだ途端に作業を止めた為、実際にファイルサイズを小さくして改善されるのかは試していません。テンプレートの複雑怪奇なソースを目前にして、どこを消して構わないのか探るのが億劫になってしまったのです。
 
■10月17日 J-コードパスポート。
 
 ドリームキャスト用に配布された非売品のブラウザ──『ドリームパスポート』シリーズは大きく分けると『1』『2』『3』『プレミヤ』の4種類しかありませんが、周辺機種に付属されたものやゲームソフトに登載されたマイナーチェンジ版を含めれば、無数に存在すると言っても過言ではありません。その中でも非常に知名度が低い一品が『J-コードパスポート/J-CODE PASSPORT』で、正式名称の検索では全く情報が見付からない程です。
 性能は『ドリームパスポート2』相当で、裏ジャケットは『ブロードバンドパスポート』と同一ながらダイヤルアップにのみ対応と、現在の日本に100人も生き残っていないと思しきドリームキャストでインターネット中の自分ですら、プレミヤからの乗り換えや有効活用は不可能でした。しかし、特筆すべきJ-コードなる機能を有しており、これはインターネットナンバーのような仕組みだったらしいです。配布の経緯は下記リンク先のニュースサイトにありますが、現在でも中古市場で容易に見掛けられる市販品『でじこのまいブラ』すら推定売上本数は約3500本でしかなく、実際に5万台分のJ-コードパスポートが世に出たとは到底思えません。セガ伝言板で話題になったとか、自サイトのアクセス解析のブラウザ情報に見付けたとか、当時の記憶もさっぱり。
 
 
⇒SBG:ジェイデータ,FREE-DC.COMの新規契約でDreamcast5万台を無料配布
 
 
 以上のように誕生時から不遇なブラウザですが、ジャケットに描かれたキャラクターが非常に可愛らしいので、もし機会に恵まれた際は手厚く保護してあげて下さい。コントローラーが帽子で、本体がワンピースで、コンセントの尻尾を生やし、オレンジ色の大きな瞳をした女の子が目印です。名前はリームちゃんとのこと。
 
 
⇒2012年9月20日 ドリームキャスト擬人化。
 
 
  
■11月4日 過去の日記の後日談集。
 
 止む無い移転に強要された相対リンクの修正作業中、過去の日記に目を通しては「ちっとも代わり映えしない」やら「今とは随分と違う」との感想を抱いていました。以下、話題毎に語ります。
 
 
・03年11月 4日 医薬部外品です。
・04年 2月11日 医薬部外品ですその2。
 リップクリームを使い切る難しさについて。体質が悪い方に固定されてしまい、いつの頃からか1月に1本は消費するようになりました。スヌーピー消しゴムは分裂と縮小を経たものの現役です。
 
・04年 8月31日 風のリグレット。
・05年 8月26日 夏+台風=反省。
 1997年発売の映像が無いTVゲーム『リアルサウンド 風のリグレット』に1種類だけ未体験のエンディングが残っており、現実の季節と天候がシナリオと被る度にプレイしたくなる症候群。その症状を治す機会は未だに訪れず。
 
・04年12月18日 その日を夢見ても無理。
・05年11月 4日 その日は諦めるが吉。
 利用中のサーバースペースの容量が余り過ぎなのを気に病む。移転直前に未使用のファイルを片っ端から消去して純粋な使用量を調べると、2.1Mbyteとのこと。一部のコンテンツの方針転換でミラーサイトにのみ残したテキストが少しはあるとは言え、これが2002年から2009年まで丸7年間に積み重ねた成果に近く、相応の時間と努力を費やした割には非常に小さな数字に感じます。
 
・07年 9月 8日 田原・山本・菊川・夜神。
 有名なコミックの登場人物と自分が同じ誕生日だった衝撃。凄まじく個性的な夜神月の対極にいる、『忍者ハットリくん』のケン一が先日より加わりました。
 
・08年 4月 8日 重力と混凝土に素肌。
 不慣れな夜道で驚きの深さの排水溝に落下し、右肘を負傷した事件。その時の傷跡は今でも薄く見られます。また、先月下旬には全く別の場所ながら通い慣れたはずの夜道でまたもや片足を排水溝に吸い込まれ、今度は右の手の平に軽い裂傷が。成人男子とは思えぬ学習能力が恥ずかしいったらありゃしない。
 
 
 ちっとも代わり映えしないで何よりも先に挙げられるのは、ドリームキャストでインターネットな接続環境ですけど。
 
■11月18日 新たな文字化け。
 
 ドリームキャストでインターネットに接続する際のアキレス腱はユニコードに非対応なことで、いつの頃からか文字化けは付き物に。その弱点を今秋は立て続けに苛められ、これまでは正常に使えたヤフーの検索Googleの携帯電話向け変換ツールが利用不可能に変わってしまいました。前者は以前から不安定で文字化けも珍しくなかったものの、それが標準になった今は半角英数字で検索及び結果を見るくらいしか出来ません。後者は文字化け対策の一つとして使っていたただけに、文字化けするページを変換させて文字化けさせると言う、訳のわからない現状です。
 
 幸い、どちらにも代替サービスが複数存在するので、落ち込むこともあるけど私は元気です。
 
■11月25日 野球とF1の対比。
 
 今年のスポーツ界において、自分の国籍が日本であることに感謝までしたのが野球です。WBCの連覇→イチローのメジャー新記録→セ・パのAクラス争い〜日本シリーズ→松井秀喜のワールドシリーズMVPと、心踊るような熱い話題が次から次に提供される大盤振舞。これ以上の歓喜が日本の野球ファンにもたらされる日は二度と来ないのではと、盛り上がりの反作用で不安を抱いてしまった奴がここにいます。
 そんな野球と対照的だったのが、元から日本人には冷たい態度が続くF1。ホンダの撤退→中嶋一貴の不運→トヨタの衰退→日本グランプリの不入り→中嶋一貴の不振→ブリヂストンの来期撤退発表→トヨタの今期撤退発表と、例年に増して日本のF1ファンはお寒いシーズンを過ごしたのです。特に最後を飾ったトヨタは、お抱えの小林可夢偉がラスト2戦に急遽代役参戦して極上のパフォーマンスを見せて来期の正ドライバー昇格が確実視されていた情勢で、今年の鬱憤を来年こそはと言う淡い期待を打ち砕く絶妙なタイミングでした。同じ発表でもシーズン中であれば、まだ救いがあったのに。
 
 ホンダが去年に、トヨタが今年に、ブリヂストンが来年に姿を消し、F1における3大スポンサーを全て失うフジテレビの中継は苦境でしょう。ただ、在りし日の記憶に命令されて開幕戦の録画を確認したところ、1995年は「フィリップモリス・モービル石油・ケンウッド・パイオニア」だったスポンサーが、1996年には「円谷プロダクション・パイオニア・チュンソフト」の薄さで90分の放送時間を死守しており、どんな形でも構わないので持ち堪えて欲しいものです。
 
 それにしても、90年代のF1中継の録画は手元に10レース程しか残っていないにも拘らず、今回の日記に必要な情報がピンポイントで生きていた幸運に恵まれ、段ボール箱から数十本のビデオテープを掘り起こした甲斐がありました。
 
■12月3日 ドリームキャストとIRC.
 
 IRCとはインターネット・リレー・チャットの略称で、ブラウザで行うウェブチャットよりも優れたレスポンスでテキストによる会話を楽しめます。ヤフーへのログインを拒否されるブラウザや、ファイルの添付が出来ないメーラーと比べて、ドリームキャストにとって制約の緩かったサービスで、セガオフィシャルのirc.dricas.com以外のサーバーを自由入力することも発売当初から可能でした。
 
 irc.dricas.comは初っ端に新聞沙汰を引き起こした影響から、管理が行き届く14時〜17時限定での運用が長らく続きました。これが曜日によっては自分の生活サイクルとぴったり合った縁により、1999年の夏から週2回×1時間程のペースで接続。昼間故に参加者の平均年齢と主婦率の高さは言わずもがなで、あの現実を目の当たりにするとドリームキャストの購買層の広さを感じずにはいられないでしょう。実際の普及台数はともかく。
 数十室に分かれた部屋名は話題毎に区切られ、中には「メガドライブ」みたくセガファン泣かせのものまであったものの、人気はフリートーク系の数室に集中。中でも「初心者レベル1」には20人以上の参加が日常茶飯事で、挨拶だけで瞬時にテキストがスクロールアウトしていくお約束の光景に、どこが初心者向けだと揶揄されることもしばしばでした。印象に残るのが特定の文字を弾く機能で、普通の文章を入力したつもりなのに「COPS:今の発言は表示されませんでした」と跳ね返される度、独り気まずい思いだったのは私だけではありますまい。
 
 その後は稀に日時限定で24時間の復活もあったものの、2000年の春に登場したドリームパスポート3の「どこでもチャット」に移行する形で終幕。このIRCは特異な仕様だったので元の参加者に受け入れられず、主にReichaNetへの移住が進みました。そして、2001年の夏にリリースのドリームパスポートプレミヤで「他のサーバーを自由入力」が削除され、どこでもチャットも2006年2月にサービス終了を迎えます。要するに現状では最新ブラウザからIRCへの接続手段が失われた訳ですが、恐らく旧ドリームパスポートを使えば以前と同じはずなので、どこかのどなたか試してみて下さい。
 
 さて、IRCでは「参加者を部屋から追い出す」「特定の人だけに発言を見せる」「自分の名前を変更する」等のコマンドがあるのに、悲しいかなドリームキャストでは全く使えない…と思いきや、実際には一工夫で利用可能だったりします。その方法を次回に。
 
■12月17日 IRCとドリームキャスト。
 
 前回の続き。ドリームキャストでIRCのコマンドを使う方法は、2000年の夏頃には一部の参加者から広まっていたはずなのに、セガ伝言板のような表だったコミュニティでちっとも話題にならず、乱立していたドリームキャスト系サイトにおいても全然見掛けず、知る人ぞ知る秘密として封印されたまま今に至ります。ジオシティーズやネットゲームのお蔭でユーザー間の繋がりが非常に強かったのに、あの不思議なまでの無反応は一体何だったのでしょう。
 以下に具体的な使用方法を。まず、テキストエリアで「改行」をコピーします。と言っても「改行」の文字や<br>のようなHTMLタグではなくて、これはテキストエリアでEnterを押すと文末に出来る見えないマークのこと。範囲指定時の反転は表示されないものの、きちんと操作すればコピーは可能なのでめげずに挑戦しましょう。それをIRCのテキストエリアにペーストした後、使用したいコマンドの書式を入力すれば成功です。コマンドは検索すれば詳しい説明が出てきますし、特に難しい知識は不必要だと思われます。
 
 ただ、前述したように現在では最新のブラウザからIRCに接続する手段が無く、面倒さに打ち勝てず実際には試していません。更に当時の自分も全く使わなかった合わせ技で、うろ覚えの頼りない記憶に縋った曖昧な情報であることをご了承下さい。古いブラウザでやってみたらちゃんと出来たよ、なんて報告をお待ちしております。
 
 
 
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